デンカ-マイナス転換 今期営業益35%増見込む コンセンサス下回る
デンカ<4061.T>がマイナス転換。同社は10日11時、25.3期通期の連結営業利益予想を180億円(前期比34.5%増)に、年間配当予想を100円(前期は100円)にすると発表した。市場コンセンサスは198億円。
上期は前期からの全般的な需要低迷が継続する見通し。下期から緩やかな回復を想定している。想定為替レートは1米ドル148円、国産ナフサ価格は1キロリットルあたり77600円の前提とした。
24.3期通期の連結営業利益は134億円(前の期比58.6%減)だった。会社計画110億円を上回った。全般的に販売数量が想定よりも増加した。コスト減少も寄与した。
なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
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