〔Market Flash〕五輪開催年に注目したいスポーツ用品企業株~三菱UFJMS

2024/05/13(月) 13:45
【13:40】五輪開催年に注目したいスポーツ用品企業株~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、スポーツ用品大手企業の海外事業が好調な点に着目。株価の面でも、ヨネックス<7906.T>、アシックス<7936.T>、ミズノ<8022.T>、デサント<8114.T>、ゴールドウイン<8111.T>の5社は、5~6月に良好なパフォーマンスを発揮しているとのこと。夏の行楽シーズンや、年によっては夏季五輪やサッカーW杯を前に需要増が期待され、物色されている可能性がある。今年は2024年パリ五輪が7月26日~8月11日に開催予定。三菱UFJMSでは、円安傾向が海外売上高を押し上げる可能性も考慮しつつ、5~6月の各社の株価動向に注目したいとコメントしている。 【13:20】5月のTOPIX見直しでは新規採用はなし~大和  大和証券のクオンツリポートでは、TOPIXの5月末の定期見直しに伴うパッシブ連動資金のリバランスによる個別企業の売買インパクトなどを推計している。4月はプライム市場への新規上場や市場変更がなかったため、TOPIXへの新規採用もない。主に自社株消却により株式数が減少する銘柄や、TOBにより浮動株比率が低下した銘柄にネガティブな売買インパクトが予想されるとしており、売買インパクト下位銘柄には、ヨータイ<5357.T>、ローソン<2651.T>、日本郵政<6178.T>などを挙げている。実務的には5月30日の終値でTOPIXパッシブ連動資金のリバランスに伴う売買インパクトが見込まれるとのこと。回転率(片道)は約0.20%、売買代金(片道)は約2400億円と推定している。 【10:20】グロース株に見直し機運~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは、FOMCを通過したことで安心感が広がる中、日本株市場の物色傾向に変化の兆しが出てきたことを指摘している。行き過ぎた米利上げ懸念の後退を受けて金利上昇局面で敬遠されやすいグロース株が見直されており、TOPIXバリュー÷グロースの相対指数は、足元でバリュー優位の動きに頭打ち感がみられるとのこと。こうした動きは、昨年10月にかけての米長期金利ピークアウトの局面を思い起こさせる。さらに、中小型の成長株を中心に構成されるグロース250指数も底入れの動きとなっている。このまま米利下げシナリオに回帰し、株式市場全体が戻りを試す際には、グロース株や中小型成長株がその先導役になると東海東京では考えている。 【9:50】相対的に割安な中国株の上昇が目立つ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、4月中旬以降、香港ハンセン指数の上昇モメンタムが強いことに注目している。同指数は2021年から23年まで下落基調であったが、中国国家統計局の製造業PMIに底打ち感がみられ、日本の中国関連銘柄の一角が物色されるなど、悲観一色だった市場関係者の見方が変わってきた様子がうかがえるとのこと。三菱UFJMSでは、ヒストリカルでは同指数のバリュエーションの割安感が目立っていたと指摘。また、4月19日に中国証券監督管理委員会が発表した「香港市場を支援する5つの措置」も期待材料になっていると考えている。 【8:45】寄り前気配はアシックス、ユニプレス、セ硝子、コナミGが高い気配値  主力株の寄り前気配では、アシックス<7936>+22.46%、ユニプレス<5949>+22.16%、セ硝子<4044>+17.95%、コナミG<9766>+9.59%、群馬銀<8334>+9.37%、北海電<9509>+6.80%、光通信<9435>+5.76%、ほくほく<8377>+5.02%、阿波銀<8388>+4.52%、関西ペ<4613>+4.44%などが高い気配値。  一方、京成<9009>-8.98%、サンゲツ<8130>-8.33%、日テレHD<9404>-7.59%、板硝子<5202>-7.07%、オークマ<6103>-6.30%、リンテック<7966>-5.79%、コムシスHD<1721>-5.18%、小糸製<7276>-5.01%などが安い気配値となっている。
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