〔Market Flash〕海外勢の国債売りによる円金利上昇に一定の警戒を~東海東京

2024/05/16(木) 13:05
【13:00】海外勢の国債売りによる円金利上昇に一定の警戒を~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは国内長期金利に関して、日本の国債残高は1000兆円を超えており、政府総債務残高の対GDP比は世界2位という最悪の状況にあることを指摘している。現状は9割弱が国内保有で、海外勢の投機的な売りによる無秩序な円金利上昇にはつながりにくい。ただし、海外投資家の保有割合(短期国債を含むベース)は、8%台であった2011年から、2023年12月末時点では13%台と、徐々にではあるが着実に増加しているとのこと。海外勢の国債売りによる円金利上昇に一定の警戒は必要と東海東京ではコメントしている。 【9:55】日銀の段階的な利上げはトリプル安を招く恐れも~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは為替に関するリポートの中で、足元の市場では、日銀の追加利上げに対する思惑が広がっていると指摘。現状からのさらなる円安はマイナス面も大きく、いよいよ円安が受け入れ難くなったところで、日銀が多少の金利上昇を受け入れる可能性があると東海東京では考えている。ただし、段階的に利上げが重ねられると、政府債務の利払い増加に対する懸念が高まりやすい。そうなると、円相場だけでなく債券や株など円建て資産全般に対して売り圧力がかかるトリプル安となる可能性がある点は要警戒とコメントしている。 【8:45】寄り前気配はクレセゾン、ニッコン、アドテスト、スズキが高い気配値  主力株の寄り前気配では、クレセゾン<8253>+6.97%、ニッコンHD<9072>+5.13%、アドテスト<6857>+3.94%、スズキ<7269>+3.76%、ミネベア<6479>+3.47%、SOMPOHD<8630>+3.47%、東京精<7729>+3.45%、レゾナック<4004>+3.32%、マツキヨココ<3088>+3.29%、マキタ<6586>+3.25%などが高い気配値。  一方、ウシオ電<6925>-11.98%、セガサミーH<6460>-5.19%、参天薬<4536>-3.02%、日清粉G<2002>-2.94%、東洋水産<2875>-2.26%、大林組<1802>-2.17%、日本紙<3863>-2.09%、ヒロセ電<6806>-2.01%などが安い気配値となっている。
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