後場コメント No.3 化工機、積水化、エスクリ、一正蒲、三井物、データSEC

2024/05/20(月) 15:02
★13:25  三菱化工機-反発 次世代型膜モジュール技術研究組合との共同提案がNEDOの助成事業に採択
 三菱化工機<6331.T>が反発。同社は20日、次世代型膜モジュール技術研究組合(以下、MGM組合)と共同提案した「高圧用CO2分離膜の水素製造システムへの適用性検討」が、NEDOの助成事業として採択され開始したと発表した。
 
 同助成事業で両社は、CO2分離回収型水素製造の実証試験を共同で実施するという。MGM組合が開発したCO2分離用分子ゲート膜を、同社が保有する水素製造装置へ組み込んだCO2分離回収型水素製造装置の開発を進め、2028年度中の商業利用開始をめざすとしている。

★13:37  積水化学工業-もみ合い 木質系高性能住宅の新商品を発売
 積水化学工業<4204.T>がもみ合い。同社は20日、木質系高性能住宅の新商品「グランツーユー KOnoMi(このみ)」を発売すると発表した。

 家づくりの大半を工場で行う「2×6ユニット工法」により、高い耐震性と耐久性を確保した。また、太陽光発電システムや蓄電池、気象情報と連動し電力をコントロールする独自のHEMS「スマートハイムナビ」も搭載可能としている。

★13:44  エスクリ-続伸 レストランにおいてブライダルサービスの運営を受託
 エスクリ<2196.T>が続伸。同社は17日、ホスピタリティ・エンタープライズ(東京都中央区)と業務提携契約を締結し、新たに東京都中央区銀座のレストランにおいてブライダルサービスの運営を受託すると発表した。

 施行開始時期は2024年秋頃を予定している。

★13:49  一正蒲鉾-後場上げ幅拡大 かまぼこ原料 先高観再び 北米産の費用転嫁で=日経
 一正蒲鉾<2904.T>が後場上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は20日13時32分に、かまぼこ、さつま揚げといった練り製品の原料、白身魚すり身の卸値に先高観が強まっていると報じた。近年は値ごろ感から需要が堅調で、練り製品メーカーは生産効率化でコスト上昇分を吸収しているという。
 
 記事によると、世界最大のすり身消費国である日本では近年、練り製品の需要が伸びているという。食品需給研究センター(東京都北区)によると、23年のちくわ・かまぼこ類生産量は46万1700トン(速報値)と前年比12%増え、15年以来の高水準だとしている。

 また、記事の中では同社が取り上げられ、同社は26年6月期までの3年間で、国内練り製品工場に計22億円を投じラインの効率化を進めるという。また、23年4月には国内4工場のカニカマ生産を集約した新工場が新潟市で稼働し、自動化で人員を従来比45%減らしたとしている。

★14:01  三井物産-4日続伸 デンマーク社運営の船舶投資ファンドへ出資参画
 三井物産<8031.T>が4日続伸。同社は20日、100%子会社の三井物産オルタナティブインベストメンツとともに、Navigare(デンマーク)が組成・運営する船舶投資ファンドに中間投資会社を通じて出資参画すると発表した。
 
 同社は、船舶・海運業界ネットワークと国内金融市場とを結節し、同ファンドの収益最大化に貢献するとともに、Navigareととに船舶アセットマネジメント事業を推進することで、国際海運の多様なニーズに応え、世の中の安定供給の基盤づくりに貢献するとしている。

★14:04  データセクション-ストップ高買い気配 今週エヌビディア決算予定 AI・データセンター関連に短期資金か
 データセクション<3905.T>がストップ高買い気配。米エヌビディアの決算発表が22日に予定されており、AI関連銘柄の一角に買いが入っているもよう。

 これまでに、エヌビディアの株価上昇を受けて東京市場においてもAI・データセンター関連の一部銘柄が買われたことがあった。日米ともに決算発表シーズンが終わりイベントが少なくなるなか、市場の注目を集めるエヌビディアの決算発表を前に同社などの関連銘柄に短期的な資金が流入しているようだ。
 
 AI・データセンター関連では、同社のほかLaboro.AI<5586.T>がストップ高買い気配。さくらケーシーエス<4761.T>やさくらインターネット<3778.T>なども買われている。


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