前場コメント No.8 三菱UFJ、高周波、亀田菓、旭化成、日光電、コナミG
★10:03 三菱UFJ-岩井コスモが目標株価引き上げ 25.3期は最高益更新を期待
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大幅に3日続落。岩井コスモ証券では、25.3期は最高益更新とともに会社予想を上回る最終増益を期待。投資判断「A」を継続、目標株価を1900円→2100円と引き上げた。
第1四半期は最終減益だったが、業績の上振れ期待を高める着地。岩井コスモでは、金利高を背景に国内外の利ざやが改善しており、日銀の政策金利修正が追い風になって今25.3期は最高益更新とともに会社予想を上回る最終増益が期待できることや、「金利のある世界」による同社への中期的な業績拡大期待などが同社株の評価を高めようと指摘している。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が大幅に3日続落。岩井コスモ証券では、25.3期は最高益更新とともに会社予想を上回る最終増益を期待。投資判断「A」を継続、目標株価を1900円→2100円と引き上げた。
第1四半期は最終減益だったが、業績の上振れ期待を高める着地。岩井コスモでは、金利高を背景に国内外の利ざやが改善しており、日銀の政策金利修正が追い風になって今25.3期は最高益更新とともに会社予想を上回る最終増益が期待できることや、「金利のある世界」による同社への中期的な業績拡大期待などが同社株の評価を高めようと指摘している。
★10:05 日本高周波鋼業-ストップ安売り気配 通期営業損益を下方修正 1Qは赤字幅拡大
日本高周波鋼業<5476.T>がストップ安売り気配。同社は2日、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の6.5億円の黒字から3.0億円の黒字(前期は16.4億円の赤字)に下方修正すると発表した。
上期の原燃料価格が想定を上回る見込みであり、価格転嫁が遅れている。下期にはサーチャージを中心とする販売価格の上昇と売上数量の増加により売上高が増加する見込むが、上期の減益をカバーできない見通し。
25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4.4億円の赤字(前年同期は1.3億円の赤字)だった。
日本高周波鋼業<5476.T>がストップ安売り気配。同社は2日、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の6.5億円の黒字から3.0億円の黒字(前期は16.4億円の赤字)に下方修正すると発表した。
上期の原燃料価格が想定を上回る見込みであり、価格転嫁が遅れている。下期にはサーチャージを中心とする販売価格の上昇と売上数量の増加により売上高が増加する見込むが、上期の減益をカバーできない見通し。
25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4.4億円の赤字(前年同期は1.3億円の赤字)だった。
★10:10 亀田製菓-急騰 通期営業益を上方修正 1Qは54%増
亀田製菓<2220.T>が急騰。同社は2日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の45.0億円から50.0億円(前期比11.9%増)に上方修正すると発表した。1Qの業績を踏まえた。
1Qの連結営業利益は10.7億円(前年同期比53.5%増)だった。国内米菓事業および食品事業が増益となったことが寄与した。
亀田製菓<2220.T>が急騰。同社は2日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の45.0億円から50.0億円(前期比11.9%増)に上方修正すると発表した。1Qの業績を踏まえた。
1Qの連結営業利益は10.7億円(前年同期比53.5%増)だった。国内米菓事業および食品事業が増益となったことが寄与した。
★10:11 旭化成-SBIが投資判断引き上げ 24年度営業利益2000億円へ
旭化成<3407.T>が3日続落。SBI証券では、マテリアルの収益拡大で24年度営業利益2000億円へと判断。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を1200円→1450円と引き上げた。
SBIでは24年度営業利益予想を1800億円から2000億円へ増額した。セグメント別内訳は、マテリアルで+206億円、ヘルスケアで+15億円増額、その他・調整で-21億円減額。23年度営業利益(1407億円)比で593億円増益の内訳として、マテリアルで409億円の増益を予想している。
旭化成<3407.T>が3日続落。SBI証券では、マテリアルの収益拡大で24年度営業利益2000億円へと判断。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を1200円→1450円と引き上げた。
SBIでは24年度営業利益予想を1800億円から2000億円へ増額した。セグメント別内訳は、マテリアルで+206億円、ヘルスケアで+15億円増額、その他・調整で-21億円減額。23年度営業利益(1407億円)比で593億円増益の内訳として、マテリアルで409億円の増益を予想している。
★10:16 日本光電-一時ストップ安 上期営業益を下方修正 1Qは赤字転落
日本光電<6849.T>が一時ストップ安。同社は2日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の70.0億円から30.0億円(前期比59.9%減)に下方修正すると発表した。
国内における医師の働き方改革および診療報酬改定などの影響から、当初想定より大学、官公立病院の予算執行が下期偏重となっている。中国が引き続き低調なことや、中近東、東南アジアの商談・予算執行が想定より下期偏重にあることなども響く。通期の見通しは据え置いた。
25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は12.5億円の赤字(前年同期は22.1億円の黒字)だった。
日本光電<6849.T>が一時ストップ安。同社は2日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の70.0億円から30.0億円(前期比59.9%減)に下方修正すると発表した。
国内における医師の働き方改革および診療報酬改定などの影響から、当初想定より大学、官公立病院の予算執行が下期偏重となっている。中国が引き続き低調なことや、中近東、東南アジアの商談・予算執行が想定より下期偏重にあることなども響く。通期の見通しは据え置いた。
25.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は12.5億円の赤字(前年同期は22.1億円の黒字)だった。
★10:23 コナミG-MSMUFGが目標株価を引き上げ 既にバリュエーション・プレミアムに織り込み済み
コナミグループ<9766.T>が軟調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、ファンダメンタルズは良好だが既にバリュエーション・プレミアムに織り込み済みと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価は11000円から12000円に引き上げた。
モルガン・スタンレーMUFGでは、決算説明会を経て、ファンダメンタルズに対する見方はより前向きなものとなり、2Qに向けたマージン正常化へのコンビクションが高まったと指摘している。業績予想と目標株価を引き上げたものの、株価にバリュエーション・プレミアムが織り込み済みであることを踏まえた。
コナミグループ<9766.T>が軟調。モルガン・スタンレーMUFG証券では、ファンダメンタルズは良好だが既にバリュエーション・プレミアムに織り込み済みと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価は11000円から12000円に引き上げた。
モルガン・スタンレーMUFGでは、決算説明会を経て、ファンダメンタルズに対する見方はより前向きなものとなり、2Qに向けたマージン正常化へのコンビクションが高まったと指摘している。業績予想と目標株価を引き上げたものの、株価にバリュエーション・プレミアムが織り込み済みであることを踏まえた。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ