前場コメント No.6 住友林、三井海洋、TBSHD、博展、セレス、ネクソン

2024/08/09(金) 11:32
★9:05  住友林業-買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 住友林業<1911.T>が買い気配。同社は8日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の1615億円から1800億円(前期比22.7%増)に上方修正すると発表した。建築・不動産事業において、米国における戸建住宅事業の販売単価および利益率が、前回公表時の想定を超えて伸長していることなどを踏まえた。

 併せて24.12期通期の期末配当予想を65円から80円(前末は65円)に上方修正すると発表した。

 上期(1-6月)の連結営業利益は933億円(前年同期比43.0%増)だった。市場コンセンサスは854億円。

★9:06  三井海洋開発-買い気配 通期最終益を上方修正 上期は5.8倍
 三井海洋開発<6269.T>が買い気配。同社は8日、24.12期通期の連結純利益(IFRS)予想を従来の170億円から290億円(前期比2.1倍)に上方修正すると発表した。

 浮体式石油生産貯蔵積出設備(FPSO)の建造工事が順調に進み、当初の想定よりも高い進ちょくが見込まれることに加え、操業中のFPSOの稼働率が総じて改善していることなどを踏まえた。

 上期(1-6月)の連結純利益は200億円(前年同期比5.8倍)だった。

★9:06  TBSHD-3日ぶり大幅反発 1Q営業益10%減 コンセンサス上回る
 TBSホールディングス<9401.T>が3日ぶり大幅反発。同社は8日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は61.8億円(前年同期比10.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは46.8億円。

 メディア・コンテンツ事業は放送収入や広告配信収入が前年を上回ったものの、前年に伸びた海外配信や映画、DVD販売などの反動により減益となった。ライフスタイル事業はやる気スイッチグループの連結化による人件費などの増加により減益となった。不動産・その他事業は減価償却費や全社費用の増加などにより減益となった。

 なお、着地がコンセンサスを上回ったこともあり、株価は買いが優勢となっている。

★9:06  博展-買い気配 上期営業益は計画上振れ 既存顧客の深耕が奏功
 博展<2173.T>が買い気配。同社は8日、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は10.1億円だったと発表した。前期は決算期変更により9カ月の変則決算となっており、比較対象期間が異なるため、前年同期との比較はできない。会社計画の5.5億円から上振れて着地した。

 既存顧客の深耕を主たる要因とした大幅な売上高増加が寄与した。

★9:08  セレス-売り気配 上期経常益2倍も2Qの赤字転落を嫌気
 セレス<3696.T>が売り気配。同社は8日、24.12期上期(1-6月)の連結経常利益は10.7億円(前年同期比2.0倍)だったと発表した。なお、1Q(1-3月)の連結経常利益は11.4億円で着地しており、2Q期間は経常赤字に転落している。

 2Qの暗号資産価格下落によりビットバンクの持分法投資損失を1億3200万円計上したことなどが響いた。
 

★9:10  ネクソン-売り気配 3Q営業益の予想レンジは上限1.1%増見込むも利益確定の売り
 ネクソン<3659.T>が売り気配。同社は8日、未定としていた24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益予想(IFRS)を1204億円~1317億円(前年同期比7.5%減~1.1%増)のレンジだと発表した。市場コンセンサスは1081億円。

 24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は744億円(前年同期比11.3%減)だった。会社計画の465億円~568億円のレンジから上振れて着地した。主に中国の「アラド戦記モバイル」(Dungeon&Fighter Mobile)の売上収益が想定より好調であったことから、前回予想を上回ったとしている。
 
 なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,635.62 +83.56
TOPIX 2,694.07 +10.36
グロース250 647.20 -3.13
NYダウ 42,352.75 +341.16
ナスダック総合 18,137.85 +219.37
ドル/円 146.41 -0.53
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ