後場コメント No.2 i-plug、電通G、フジクラ、タカキュー、メドレー、揚羽

2024/09/04(水) 15:01
★12:46  i-plug-反発 8月度の「OfferBox」受注高 早期定額型は3%増
 i-plug<4177.T>が反発。同社は4日12時30分、8月度の新卒オファー型就活サービス「OfferBox」における受注高(速報)を発表した。早期定額型は3億9800万円(前年同月比3.1%増)、成功報酬型は8100万円(同15.6%減)となった。

★12:50  電通G-続落 「KU-KAN TSU-KAN」を提供開始
 電通グループ<4324.T>が続落。同社傘下の電通は4日、スタートアップ企業と大手企業の協業を促進するインキュベーション施設の開発において、未来・社会視点に立った施設のコンセプト形成から、それに基づくビジネスデザインと空間デザインまでを支援する「KU-KAN TSU-KAN(クウカンツウカン)」の提供を開始すると発表した。
 
 スタートアップ企業の成長支援に特化した社内組織で企業の経営や事業創出を支援してきた専門チームと、一級建築士事務所として登録されている当社でオフィス・イベントスペースなどの空間デザインに携わってきた専門チームが一体となり、従来は分業されていたソフト(ビジネスデザイン)とハード(空間デザイン)を、両面から一気通貫で支援するとしている。
 しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★13:03  フジクラ-急落 米株安など受け利益確定売り 前日はつつみ線形成
 フジクラ<5803.T>が急落。直近は堅調な推移を続けていたことから、利益確定売りが出ているもよう。

 同社株については直近強い上昇を続け、前日は4450円の上場来高値を付けた。ただ、9月2日~3日につつみ線を形成しており、高値圏でこのパターンが出現した場合は下落への転換を示唆することとなる。また、前日に米ハイテク株が大きく売られたほか、外資系証券会社による目標株価の引き下げも伝わった。これら売り要因が重なり、目先の利益を確保する動きが強まっているとみられる。

★13:07  タカキュー-反落 8月度の既存店売上高9%増 株価は軟調地合いに連れ安
 タカキュー<8166.T>が反落。同社は4日13時、8月度の既存店売上高は速報値で前年同月比9.3%増だったと発表した。25.2期2Q(6-8月)の既存店売上高は前年同期比4.9%増となった。

 7月度以降気温が高く推移したことで、カットソー、カジュアルシャツや半袖ドレスシャツなどのインナーアイテムが堅調だった。なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★13:08  メドレー-みずほが目標株価引き下げ 勤続支援金の規制動向を見極めたい
 メドレー<4480.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、高成長モメンタムは当面不変とみるが、勤続支援金の規制動向を見極めたいと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価を4800円→3800円と引き下げた。

 みずほでは、人材PF事業を中心とした高い成長性は、足元で大きくは変化していないと考えるものの、勤続支援金の規制動向次第では同社の人材PF事業における主力サービスである「ジョブメドレー」の収益性や成長性に大きな影響を与える可能性があり、当面は今後の規制動向やその影響を見極める必要があると指摘している。

★13:12  揚羽-後場下げ幅縮小 野村総合研究所のキャリア採用サイトリニューアルを支援
 揚羽<9330.T>が後場下げ幅縮小。同社は4日13時、野村総合研究所<4307.T>のキャリア採用サイトのリニューアルプロジェクトを伴走支援していると発表した。
 
 野村総合研究所は、独自の観点でビジネストピックを扱う「NRI JOURNAL」や現場の社員が運営する技術ブログなどオウンドメディアが存在していたという。既に多くの読者がいるメディアがある中で、今回立ち上げる新たなメディアの役割、立ち位置を整理。主に取引先をターゲットとした営業的な側面の強いメディアに対し、キャリア採用サイトでは、採用候補者が求めるオリジナル記事を作成しつつ、それぞれのメディアからも記事をキュレーションする構成にしたという。
 
 2024年3月の公開後、キャリア採用サイト「NRI career」で告知した説明会参加者はこれまでの4倍程度になったとしている。


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