前場コメント No.8 ローム、コナミG、PILLAR、ジャパM&A、カプコン、AVILEN

2024/12/10(火) 11:30
★9:59  ローム-続伸 パワー半導体生産をTSMCに委託=日経
 ローム<6963.T>が続伸。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社がシリコン基板を使う車載用パワー半導体の生産を、台湾積体電路製造(TSMC)に委託すると報じた。
 
 記事によれば、同社は別方式のパワー半導体に力を入れているが、電気自動車(EV)用充電器などではシリコン基板方式の需要も伸びるとみて、半導体受託生産最大手のTSMCと協力関係を築くとしている。

★10:02  コナミG-SMBC日興が目標株価を引き上げ 「eFootball」などが想定より好調
 コナミグループ<9766.T>が反落。SMBC日興証券では、「eFootball」などが想定より好調と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は15000円→17700円に引き上げた。

 SMBC日興では、25/3~29/3期業績予想を上方修正。デジタルエンタテインメント事業において従来予想比でモバイルゲームおよび家庭用ゲームソフトの新作タイトルの売上が上振れペースとなったことを反映した。モバイルゲームは「eFootball」、家庭用ゲームソフトは「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~」や「メタルギアソリッド」シリーズ過去作、24/3期以前に発売したタイトルなどの継続的な販売の寄与が想定以上に好調と推察している。

★10:03  PILLARー東海東京が目標株価を引き上げ 今後の受注回復を想定
 PILLAR<6490.T>が大幅続伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、今後の受注回復を想定。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は6720円→6770円に引き上げた。

 東海東京では、当面の四半期受注高(前年比)を25/3期3Q(10-12月):8.8%増→4Q(1-3月):24.7%増と予想。受注回復の要因を、(1)生成AI関連でHBM生産投資が継続する、(2)25/3期4Q以降はこれまで低迷していたNAND関連投資の回復、(3)顧客工場の在庫調整が一巡する、などを想定している。26/3期業績を売上高640億円(前年比7.2%増)、営業利益155億円(同16.5%増)と予想している。

★10:08  ジャパンM&A-続伸 光通信が大株主に浮上 保有割合は5.00%
 ジャパンM&Aソリューション<9236.T>が続伸。同社について、光通信<9435.T>が大株主に浮上した。12月9日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.00%となっている。

★10:09  カプコン-SMBC日興が目標株価を引き上げ アミューズメント施設好調
 カプコン<9697.T>が軟調。SMBC日興証券では、アミューズメント施設好調と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3200円→4000円に引き上げた。

 SMBC日興では、25/3~28/3期業績予想を上方修正。上方修正の主因はアミューズメント施設事業およびアミューズメント機器事業。アミューズメント施設事業においては、従来想定と比較して、ゲームセンターの既存店売上高が上振れペースで推移していることに加え、カプセルトイを多数取り揃えた「カプセルラボ」の新規店舗が寄与。アミューズメント機器事業においては、ゲームで創出、育成してきた有力IPを活用したパチスロ機のヒットシリーズも複数生まれており、従来想定以上に販売が好調に推移している点に注目した。

★10:10  AVILEN-下げ幅縮小 高速・高精度なボイスボットを活用した生成AIソリューション提供開始
 AVILEN<5591.T>が下げ幅縮小。同社は10日10時、高速・高精度なボイスボットを活用した生成AIソリューションの提供を開始したと発表した。
 
 処理の複層化や最新の生成AIソリューションを導入し、応答速度の高速化を実現。また、WEBやアプリとのAPI連携が可能なマルチクライアント設計を施しているため、様々なチャネルと簡単に接続することができるとしている。


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