前場コメント No.7 東映アニメ、トランスコスモ、野村不HD、富士電機、マースGHD、シンプレクスH
★9:15 東映アニメ-売り気配 3Q累計営業益31.5%増も通期計画据え置きで失望
東映アニメーション<4816.T>が売り気配。同社は1月30日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は233.8億円(前年同期比31.5%増)だったと発表した。市場コンセンサスは238.1億円。通期の会社計画270.0億円に対する進ちょくは86.6%となっている。
版権事業が、「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズの商品化権販売が好調に稼働したことなどから、増益となった。映像製作・販売事業が、映画「THE FIRST SLAM DUNK」のブルーレイ・DVD販売が好調に稼働したことや、「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズの海外配信権販売が好調だったことなどにより、大幅な増益とったことも寄与した。
しかし、株価は進ちょくが良いにもかかわらず、通期計画が据え置かれたことから、失望売りが出ている。
東映アニメーション<4816.T>が売り気配。同社は1月30日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は233.8億円(前年同期比31.5%増)だったと発表した。市場コンセンサスは238.1億円。通期の会社計画270.0億円に対する進ちょくは86.6%となっている。
版権事業が、「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズの商品化権販売が好調に稼働したことなどから、増益となった。映像製作・販売事業が、映画「THE FIRST SLAM DUNK」のブルーレイ・DVD販売が好調に稼働したことや、「ワンピース」、「ドラゴンボール」シリーズの海外配信権販売が好調だったことなどにより、大幅な増益とったことも寄与した。
しかし、株価は進ちょくが良いにもかかわらず、通期計画が据え置かれたことから、失望売りが出ている。
★9:16 トランスコスモス-7日ぶり反落 AI活用コールセンターシステムを外販=日経
トランスコスモス<9715.T>が7日ぶり反落。31日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2月、自社のコールセンターで使ってきたシステムの外販を始めると報じた。
記事によれば、生成AI(人工知能)の活用でオペレーター業務を効率化するほか、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策の機能を備える。競合より割安な料金で使える点を訴求するとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
トランスコスモス<9715.T>が7日ぶり反落。31日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2月、自社のコールセンターで使ってきたシステムの外販を始めると報じた。
記事によれば、生成AI(人工知能)の活用でオペレーター業務を効率化するほか、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策の機能を備える。競合より割安な料金で使える点を訴求するとしている。
しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★9:17 野村不動産HD-5日ぶり反落 通期経常益を上方修正もコンセンサス下回る
野村不動産ホールディングス<3231.T>が5日ぶり反落。同社は30日、25.3期通期の連結経常利益予想を従来の1000億円から1020億円(前期比5.6%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1029億円。3Q累計期間の業績を踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は881億円(前年同期比26.5%増)だった。
併せて、25.3期の期末配当予想を82.5円から87.5円(前期末は75円)に上方修正すると発表した。年間配当は165円→170円(前期は140円)となる。
なお、通期見通しが市場コンセンサスを下回ったことで、売りが優勢となっている。
野村不動産ホールディングス<3231.T>が5日ぶり反落。同社は30日、25.3期通期の連結経常利益予想を従来の1000億円から1020億円(前期比5.6%増)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1029億円。3Q累計期間の業績を踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は881億円(前年同期比26.5%増)だった。
併せて、25.3期の期末配当予想を82.5円から87.5円(前期末は75円)に上方修正すると発表した。年間配当は165円→170円(前期は140円)となる。
なお、通期見通しが市場コンセンサスを下回ったことで、売りが優勢となっている。
★9:18 富士電機-3日続伸 3Q累計営業益19%増 プラント、システムの需要が増加
富士電機<6504.T>が3日続伸。同社は30日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が684億円(前年同期比18.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは639億円。
プラント、システムの需要増加、高付加価値商材の投入や製品販売価格の値上げ、原価低減の推進、為替影響などが寄与した。
富士電機<6504.T>が3日続伸。同社は30日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が684億円(前年同期比18.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは639億円。
プラント、システムの需要増加、高付加価値商材の投入や製品販売価格の値上げ、原価低減の推進、為替影響などが寄与した。
★9:22 マースGHD-急落 3Q累計営業益16%増もサプライズ感乏しい
マースグループホールディングス<6419.T>が急落。同社は30日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は106億円(前年同期比15.5%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は86.9%。
主要販売先のパチンコ業界では設備の更新が積極的に進められた。特にスマートパチスロの導入が好調に推移する中、アミューズメント関連事業の売上高が伸びたことで増益となった。
なお、決算期待で買いが先行していたこともあり、サプライズ感に乏しいとの見方から売りが優勢となっている。
マースグループホールディングス<6419.T>が急落。同社は30日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は106億円(前年同期比15.5%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は86.9%。
主要販売先のパチンコ業界では設備の更新が積極的に進められた。特にスマートパチスロの導入が好調に推移する中、アミューズメント関連事業の売上高が伸びたことで増益となった。
なお、決算期待で買いが先行していたこともあり、サプライズ感に乏しいとの見方から売りが優勢となっている。
★9:25 シンプレクスHD-急騰 上限200万株・50億円の自己株取得へ 立会外買い付け実施も発表
シンプレクス・ホールディングス<4373.T>が急騰。同社は30日、200万株・50億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は1月31日~5月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.42%となる。
併せて、立会外買付取引(ToSTNeT-3)により200万株を上限とした自己株式の取得を実施することも発表。1月31日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において、1月30日の終値2468円で買い付けの委託を行う。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.42%となる。
シンプレクス・ホールディングス<4373.T>が急騰。同社は30日、200万株・50億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は1月31日~5月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.42%となる。
併せて、立会外買付取引(ToSTNeT-3)により200万株を上限とした自己株式の取得を実施することも発表。1月31日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において、1月30日の終値2468円で買い付けの委託を行う。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.42%となる。
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