〔Market Flash〕2025年春の日経平均定期銘柄入れ替え発表～大和

【12:50】2025年春の日経平均定期銘柄入れ替え発表～大和

　大和証券のクオンツリポートでは、春の日経平均の銘柄入れ替えが発表されたことを受けて、そのインパクトについて推計している。パッシブ連動資産のリバランスによる売買インパクトは、新規採用のベイカレント<6532.T>が約14日、除外の三菱倉庫<9301.T>が約44日と推定している。入れ替えは4月1日に実施予定で、リバランスに伴う売買インパクトは理論的には3月31日の終値で発生する見込み。新規採用の買いが約810億円、除外とキャップ調整の売りが約4090億円と売り金額の方が大きいことから、それ以外の日経平均全体では約3280億円の買いが広く薄く生じると見込んでいる。


【10:20】9月の日経平均入れ替え候補を暫定的に予想～ＳＭＢＣ日興

　ＳＭＢＣ日興証券のクオンツリポートでは、日本経済新聞社が3月5日に日経平均株価の定期見直し結果を公表したことを受けて、次回9月の入れ替え候補を暫定的に予想している。現時点で流動性順位の絶対基準を満たした銘柄はなく、セクターバランス調整を目的とした相対基準をもとに、銘柄数が唯一不足している消費セクターから、流動性順位が最も高いＳＨＩＦＴ<3697.T>1銘柄の追加を予想。銘柄数が過剰な素材セクターから、流動性順位が最も低いトクヤマの<4043.T>削除を予想している。


【9:50】投機筋の円買いポジションが記録的な大きさに拡大～東海東京

　東海東京インテリジェンス・ラボでは為替に関するリポートの中で、投機筋（IMM通貨先物市場）の円買いポジションが2月18日から25日の1週間でさらに拡大し、過去に類を見ない水準まで円買いが積み上がってきたことを指摘している。円売りと相殺したネット円買いポジションも2月25日時点で95980枚と過去最大を記録しているとのこと。東海東京ではこれに関して、トランプ発言で投機的な円買いポジションが一段と上乗せされた公算が大きいとみている。投機筋が10万枚におよぶネット円買いポジションの解消に動けば、ドル円を5円程度押し上げる原動力にもなり得るとコメントしている。


【8:45】寄り前気配はオークマ、マネーフォワード、応化工、エフピコが高い気配値

　主力株の寄り前気配では、オークマ<6103>+9.26%、マネーフォワード<3994>+8.18%、応化工<4186>+5.11%、エフピコ<7947>+4.00%、日製鋼<5631>+3.40%、豊田織機<6201>+3.07%、住阪セメ<5232>+3.01%、アズワン<7476>+2.99%、京成<9009>+2.89%などが高い気配値。

　一方、テクノプロＨ<6028>-5.79%、ＰＡＬＴＡＣ<8283>-3.82%、ＳＭＣ<6273>-3.81%、ＯＢＣ<4733>-3.58%、ＳＨＩＦＴ<3697>-2.44%、ダイワボＨＤ<3107>-2.38%、協和キリン<4151>-2.25%、ＩＨＩ<7013>-2.24%、ＴＨＫ<6481>-2.01%などが安い気配値となっている。