前場コメント No.2 ABEJA、Jフロント、日特塗、ドトル日レス、ディップ、サンケン電

2025/04/15(火) 11:32
★9:01  ABEJA-買い気配 通期営業益を上方修正 一転増益へ 上期は43%増
 ABEJA<5574.T>が買い気配。同社は14日、25.8期通期の営業利益予想を従来の2.2億円(前期比24.2%減)から3.7億円(同27.4%増)に上方修正すると発表した。

  LLM(大規模言語モデル)関連の案件が売り上げのけん引役となり、上期の業績が堅調に推移した。計画の着実な達成をめざして下期の売り上げ計画は前回発表予想水準とし、通期の見通しを引き上げた。

 25.8期上期(9-2月)の営業利益は2.9億円(前年同期比43.4%増)だった。

★9:01  Jフロント-売り気配 今期営業益14%減見込む 前期は35%増
 J.フロント リテイリング<3086.T>が売り気配。同社は14日、26.2期通期の連結営業利益(IFRS)予想を500億円(前期比14.1%減)に、年間配当予想を54円(前期は52円)にすると発表した。市場コンセンサスは524億円。

 雇用環境良好、高水準な賃上げの広がりへの期待や富裕層マーケットの拡大が追い風となる一方、米国の新たな関税政策、財政政策による世界経済への先行き懸念や、物価上昇、特に日常品の高止まりによる消費マインド低下の恐れを懸念する。インバウンドは足元不透明も、中長期ポテンシャルへの見方は不変とした。

 25.2期通期の連結営業利益は582億円(前の期比35.2%増)だった。国内外需要をとらえた百貨店、SC事業のトップライン成長が大幅増益に貢献した。25.2期の期末配当は従来予想の22円に対し30円(前の期末は20円)に決定した。

★9:01  Jフロント-売り気配 1150万株・150億円を上限に自社株買い 割合は4.45%
 J.フロント リテイリング<3086.T>が売り気配。同社は14日、1150万株・150億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年4月15日~8月29日。取得方法は、自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による市場買い付け、および立会取引市場における市場買い付けによる。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.45%となる。

 なお、同日発表された決算で今期が減益見通しなったことが嫌気され、売りが優勢となっている。

★9:02  日本特殊塗料-買い気配 シティインデックスイレブンスが大株主に浮上 保有割合は5.06%
 日本特殊塗料<4619.T>が買い気配。同社について、旧村上ファンド系の投資会社であるシティインデックスイレブンスが大株主に浮上した。4月14日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は5.06%となっている。

★9:02  ドトール日レス-買い気配 今期営業益10%増見込む 前期は31%増
 ドトール・日レスホールディングス<3087.T>が買い気配。同社は14日、26.2期通期の連結営業利益予想を106億円(前期比10.4%増)に、年間配当予想を54円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは109億円。

 不透明な要素は多々あるが、売上高の回復傾向は顕著となっており、さまざまな施策を講じることで企業価値の拡大を実現していくとしている。

 25.2期通期の連結営業利益は95.8億円(前の期比31.1%増)だった。25.2期の期末配当は従来予想の25円に対し27円(前の期末は20円)に決定した。


★9:02  ドトール日レス-買い気配 350万株・50億円を上限に自社株買い 割合は7.98%
 ドトール・日レスホールディングス<3087.T>が買い気配。同社は14日、350万株・50億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年4月15日~10月14日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は7.98%となる。

★9:02  ディップ-売り気配 今期営業益11%減見込む 前期は5%増
 ディップ<2379.T>が売り気配。同社は14日、26.2期通期の連結営業利益予想を120億円(前期比10.5%減)に、年間配当予想を95円(前期は95円)にすると発表した。市場コンセンサスは142億円。

 売上高は、スポットバイトル、dip AI、ソリューション営業体制への進化により増加を見込む。一方、営業利益はスポットバイトルの先行投資により減少する計画。

 25.2期通期の連結営業利益は134億円(前年同期比5.0%増)だった。会社計画は134億円。求人情報サイト「バイトル」などを展開する人材サービス事業の売上高が堅調に推移した。DX事業における営業支援サービス「HRコボット」などの伸長も寄与した。

★9:02  サンケン電気-売り気配 オンセミが同社出資の米アレグロ買収を断念 TOB撤回
 サンケン電気<6707.T>が売り気配。米オン・セミコンダクターは14日(米国時間)、同社が出資する米アレグロ・マイクロシステムズの買収を断念すると発表した。

 1株当たり35.10ドルでの買収案を撤回した。同社株価については、オンセミコンダクターが3月5日にアレグロの買収提案を発表したことでストップ高となる場面があった。TOB撤回を受けて、きょうは売りが先行している。


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