前場コメント No.7 リログループ、田中化研、ライオン、REMIX、クラウドワクス、燦HD
★9:16 リログループ-急落 今期最終益52%減見込む 前期は黒字転換
リログループ<8876.T>が急落。同社は8日、26.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を210億円(前期比51.5%減)に、年間配当予想を49円(前期は42円)にすると発表した。市場コンセンサスは228億円。
福利厚生事業における会員数や借上社宅管理事業、賃貸管理事業などにおける管理戸数
などのストック基盤の拡大を図るほか、海外赴任支援事業や観光事業においても収益の積み上げを図る。
25.3期通期の連結純損益は433億円の黒字(前の期は278億円の赤字)だった。借上社宅管理事業の管理戸数や福利厚生事業における会員数などのストック基盤が堅調に積み上がった。持分法による投資の売却益を計上したことも寄与した。
併せて、中期経営企画(26.3期~29.3期)を策定したことも発表した。最終年度の数値目標として売上収益2000億円、営業利益500億円をめざす。配当性向は30%から35%に引き上げ、自己株式取得は手元資金や株価、業績など総合的に勘案して検討・実施するとしている。
なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
リログループ<8876.T>が急落。同社は8日、26.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を210億円(前期比51.5%減)に、年間配当予想を49円(前期は42円)にすると発表した。市場コンセンサスは228億円。
福利厚生事業における会員数や借上社宅管理事業、賃貸管理事業などにおける管理戸数
などのストック基盤の拡大を図るほか、海外赴任支援事業や観光事業においても収益の積み上げを図る。
25.3期通期の連結純損益は433億円の黒字(前の期は278億円の赤字)だった。借上社宅管理事業の管理戸数や福利厚生事業における会員数などのストック基盤が堅調に積み上がった。持分法による投資の売却益を計上したことも寄与した。
併せて、中期経営企画(26.3期~29.3期)を策定したことも発表した。最終年度の数値目標として売上収益2000億円、営業利益500億円をめざす。配当性向は30%から35%に引き上げ、自己株式取得は手元資金や株価、業績など総合的に勘案して検討・実施するとしている。
なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
★9:22 田中化学研究所-急騰 今期営業赤字拡大見込むも悪材料出尽くし
田中化学研究所<4080.T>が急騰。同社は8日、26.3期通期の営業損益予想を6.0億円の赤字(前期は3.4億円の赤字)にすると発表した。市場コンセンサスは5.0億円の黒字。
段階的な設備稼働に伴う減価償却費や量産試作費などの増加により、赤字が拡大する見通し。想定為替レートは1米ドル=150円。
25.3期通期の営業損益は3.4億円の赤字(前の期は27.7億円の赤字)だった。会社計画の4.5億円の赤字から上振れた。
なお株価は、悪材料出尽くしとなり、買いが優勢となっている。
田中化学研究所<4080.T>が急騰。同社は8日、26.3期通期の営業損益予想を6.0億円の赤字(前期は3.4億円の赤字)にすると発表した。市場コンセンサスは5.0億円の黒字。
段階的な設備稼働に伴う減価償却費や量産試作費などの増加により、赤字が拡大する見通し。想定為替レートは1米ドル=150円。
25.3期通期の営業損益は3.4億円の赤字(前の期は27.7億円の赤字)だった。会社計画の4.5億円の赤字から上振れた。
なお株価は、悪材料出尽くしとなり、買いが優勢となっている。
★9:26 ライオン-大幅反落 1Q営業益15%増も材料出尽くし
ライオン<4912.T>が大幅反落。同社は5月8日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は56.4億円(前年同期比15.2%増)だったと発表した。マレーシア、中国などの売上高が増加したことにより、増収となった。値上げ・コストダウンの継続、競争費用の効率化などの収益性向上施策も寄与した。
しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている
ライオン<4912.T>が大幅反落。同社は5月8日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益(IFRS)は56.4億円(前年同期比15.2%増)だったと発表した。マレーシア、中国などの売上高が増加したことにより、増収となった。値上げ・コストダウンの継続、競争費用の効率化などの収益性向上施策も寄与した。
しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている
★9:28 リミックスポイント-大幅続伸 ビットコイン10万ドル台回復 メタプラネットも高い
リミックスポイント<3825.T>が大幅続伸。暗号資産価格の上昇が好感されている。
8日から9日にかけてビットコイン価格が大幅に上昇し、10万ドル台を回復。米ニューハンプシャー州におけるビットコイン準備金法案の成立後、アリゾナ州、ミズーリ州においても仮想通貨法案が成立したことが好感されたほか、米関税交渉の進展期待も買いを後押しした。イーサリアムやリップルなど主要な暗号資産価格も軒並み上昇している。
この流れを受けて、暗号資産に投資する同社やメタプラネット<3350.T>なども買われる展開となっている。
リミックスポイント<3825.T>が大幅続伸。暗号資産価格の上昇が好感されている。
8日から9日にかけてビットコイン価格が大幅に上昇し、10万ドル台を回復。米ニューハンプシャー州におけるビットコイン準備金法案の成立後、アリゾナ州、ミズーリ州においても仮想通貨法案が成立したことが好感されたほか、米関税交渉の進展期待も買いを後押しした。イーサリアムやリップルなど主要な暗号資産価格も軒並み上昇している。
この流れを受けて、暗号資産に投資する同社やメタプラネット<3350.T>なども買われる展開となっている。
★9:37 クラウドワークス-5日ぶりに大幅反落 上期営業益14%増も材料出尽くしで
クラウドワークス<3900.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は5月8日、25.9期上期(10-3月)の連結営業利益は7.9億円(前年同期比14.1%増)だったと発表した。
マッチング事業が、フリーランス人材による業務改善チームを組成・提供するDXコンサル事業の提供を本格的に推進したことなどにより、増益となった。SaaS事業が黒字に転換したことも寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている
クラウドワークス<3900.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は5月8日、25.9期上期(10-3月)の連結営業利益は7.9億円(前年同期比14.1%増)だったと発表した。
マッチング事業が、フリーランス人材による業務改善チームを組成・提供するDXコンサル事業の提供を本格的に推進したことなどにより、増益となった。SaaS事業が黒字に転換したことも寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている
★9:38 燦HD-急騰 今期営業益8.4%増見込む 累進配当を導入
燦ホールディングス<9628.T>が急騰。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を49.0億円(前期比8.4%増)に、年間配当予想を40円(前期は37円)にすると発表した。市場コンセンサスは43.2億円。
葬儀事業は、2024年9月に連結子会社化したきずなHDの業績が通期寄与(前期は6カ月)することに加え、既存葬祭3社においても死亡人口の増加が見込まれるため、既存店および新規出店による葬儀件数獲得を強化し、かつ葬儀の小規模化・簡素化の傾向の中で葬儀単価の減少を最小限にとどめることにより増収を見込む。
25.3期通期の連結営業利益は45.2億円(前の期比19.3%増)だった。
併せて、26.3期から28.3期を計画期間とする中期経営計画を策定した。重視する資本効率指標を「ROE」とし、中長期的に安定して「8%以上」にすることをめざす。加えてキャッシュ創出力を表す「EBITDA」を重要指標に追加する。数値目標は2025年8月公表予定としている。
また、配当方針を変更することも発表した。25.3期の期末配当より累進配当政策を採用し、原則として減配せず、配当の維持もしくは増配を継続的に実施する方針としている。変更に伴い、25.3期の期末配当を従来予想の24円に対し25円に決定した。
燦ホールディングス<9628.T>が急騰。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を49.0億円(前期比8.4%増)に、年間配当予想を40円(前期は37円)にすると発表した。市場コンセンサスは43.2億円。
葬儀事業は、2024年9月に連結子会社化したきずなHDの業績が通期寄与(前期は6カ月)することに加え、既存葬祭3社においても死亡人口の増加が見込まれるため、既存店および新規出店による葬儀件数獲得を強化し、かつ葬儀の小規模化・簡素化の傾向の中で葬儀単価の減少を最小限にとどめることにより増収を見込む。
25.3期通期の連結営業利益は45.2億円(前の期比19.3%増)だった。
併せて、26.3期から28.3期を計画期間とする中期経営計画を策定した。重視する資本効率指標を「ROE」とし、中長期的に安定して「8%以上」にすることをめざす。加えてキャッシュ創出力を表す「EBITDA」を重要指標に追加する。数値目標は2025年8月公表予定としている。
また、配当方針を変更することも発表した。25.3期の期末配当より累進配当政策を採用し、原則として減配せず、配当の維持もしくは増配を継続的に実施する方針としている。変更に伴い、25.3期の期末配当を従来予想の24円に対し25円に決定した。
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