前場コメント No.9 JR西日本、ヤマウHD、三菱UFJ、Ubicom、IDHD、ゼオン
★9:58 JR西日本-岩井コスモが目標株価引き上げ 営業利益・EBITDAが計画超過したことなどを評価
JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021.T>が続落。岩井コスモ証券では、営業利益・EBITDAが計画超過したことや幹線の運輸収入がコロナ前近くまで回復していることなどを評価。投資判断「A」を継続、目標株価を3600円→4000円と引き上げた。
岩井コスモでは、1.営業利益・EBITDAが計画超過したこと、2.新幹線の運輸収入がコロナ前近くまで回復していること、3.今期にはインバウンド効果や万博効果が期待できること、4.デジタル戦略が良好に推移しており、なかでもJR東海のTOICAとJR九州のSUGOKAに、モバイルICOKAの仕組みが提供される見通しなこと、5.500億円を上限とした自己株式の取得と消却を発表、今期末には1株当たり利益・配当(EPS・DPS)がコロナ前に迫る内容となること、以上の5点に注目や評価をしている。
JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021.T>が続落。岩井コスモ証券では、営業利益・EBITDAが計画超過したことや幹線の運輸収入がコロナ前近くまで回復していることなどを評価。投資判断「A」を継続、目標株価を3600円→4000円と引き上げた。
岩井コスモでは、1.営業利益・EBITDAが計画超過したこと、2.新幹線の運輸収入がコロナ前近くまで回復していること、3.今期にはインバウンド効果や万博効果が期待できること、4.デジタル戦略が良好に推移しており、なかでもJR東海のTOICAとJR九州のSUGOKAに、モバイルICOKAの仕組みが提供される見通しなこと、5.500億円を上限とした自己株式の取得と消却を発表、今期末には1株当たり利益・配当(EPS・DPS)がコロナ前に迫る内容となること、以上の5点に注目や評価をしている。
★10:01 ヤマウHD-急騰 今期営業益6%減見込むも前期の上振れや増配を好感
ヤマウホールディングス<5284.T>が急騰。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を33.5億円(前期比6.0%減)に、年間配当予想を103円(前期は119円)にすると発表した。
中計に基づき、グループの構造改革に着手するとともに、既存事業領域の底固めと新たな収益の柱創出へ向けた種蒔きと体制づくりを推進し、さらなる業容の拡大をめざすとしている。
25.3期通期の連結営業利益は35.7億円(前の期比38.1%増)だった。会社計画の28.7億円から上振れた。主力のコンクリート製品製造・販売事業において、大型案件の出荷増や販売価格への転嫁が進んだことなどが寄与した。期末配当は従来予想の92円から119円(前の期末は86円)に引き上げた。
なお株価は前期が会社計画から上振れたことや増配が好感され、買いが優勢となっている。
ヤマウホールディングス<5284.T>が急騰。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を33.5億円(前期比6.0%減)に、年間配当予想を103円(前期は119円)にすると発表した。
中計に基づき、グループの構造改革に着手するとともに、既存事業領域の底固めと新たな収益の柱創出へ向けた種蒔きと体制づくりを推進し、さらなる業容の拡大をめざすとしている。
25.3期通期の連結営業利益は35.7億円(前の期比38.1%増)だった。会社計画の28.7億円から上振れた。主力のコンクリート製品製造・販売事業において、大型案件の出荷増や販売価格への転嫁が進んだことなどが寄与した。期末配当は従来予想の92円から119円(前の期末は86円)に引き上げた。
なお株価は前期が会社計画から上振れたことや増配が好感され、買いが優勢となっている。
★10:04 三菱UFJ-3日続伸 長期金利の上昇を受けて銀行株に買い
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続伸。9日の債券市場で、日本の長期金利が上昇していることが材料視されている。
前日の米国市場では、米国と英国の貿易協定合意などを受けてリスク選好が高まり、米長期金利が大幅に上昇。その流れを引き継いで国内債券も下落(金利は上昇)。新発10年債では1.355%まで金利が上昇する場面があった。
市場では来週の30年国債入札を控え、超長期債の需給不安もくすぶっていると指摘する声も聞かれた。前日8日に行われた10年国債入札が低調な結果となったこともあり、債券先物価格はきのうから下落基調が続いている。
金利高を受けて、足もとでは銀行株買いが優勢。同社のほか三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、りそなホールディングス<8308.T>なども高い。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続伸。9日の債券市場で、日本の長期金利が上昇していることが材料視されている。
前日の米国市場では、米国と英国の貿易協定合意などを受けてリスク選好が高まり、米長期金利が大幅に上昇。その流れを引き継いで国内債券も下落(金利は上昇)。新発10年債では1.355%まで金利が上昇する場面があった。
市場では来週の30年国債入札を控え、超長期債の需給不安もくすぶっていると指摘する声も聞かれた。前日8日に行われた10年国債入札が低調な結果となったこともあり、債券先物価格はきのうから下落基調が続いている。
金利高を受けて、足もとでは銀行株買いが優勢。同社のほか三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、りそなホールディングス<8308.T>なども高い。
★10:06 Ubicom-急落 今期営業益3%増見込む 前期は最高益も計画下振れ
Ubicomホールディングス<3937.T>が急落。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を13.5億円(前期比2.7%増)に、年間配当予想を未定(前期は40円)にすると発表した。
高度人材投資を中心とした戦略的な人的投資を行い、将来のさらなる事業拡大に向けて取り組む。ソリューションビジネス拡大に向けた先端技術・R&D投資およびM&Aや提携を通じてパートナー企業とともに成長拡大をめざし、それらの成長投資を吸収したうえで最高益をめざすとしている。
25.3期通期の連結営業利益は13.2億円(前の期比22.7%増)だった。メディカル事業におけるMightyシリーズのストックの拡大やユーザー単価アップなどが寄与し、最高益となった。会社計画は15.0億円
なお、株価は前期の計画下振れ着地などを嫌気した売りが優勢となっている。
Ubicomホールディングス<3937.T>が急落。同社は8日、26.3期通期の連結営業利益予想を13.5億円(前期比2.7%増)に、年間配当予想を未定(前期は40円)にすると発表した。
高度人材投資を中心とした戦略的な人的投資を行い、将来のさらなる事業拡大に向けて取り組む。ソリューションビジネス拡大に向けた先端技術・R&D投資およびM&Aや提携を通じてパートナー企業とともに成長拡大をめざし、それらの成長投資を吸収したうえで最高益をめざすとしている。
25.3期通期の連結営業利益は13.2億円(前の期比22.7%増)だった。メディカル事業におけるMightyシリーズのストックの拡大やユーザー単価アップなどが寄与し、最高益となった。会社計画は15.0億円
なお、株価は前期の計画下振れ着地などを嫌気した売りが優勢となっている。
★10:10 IDHD-岩井コスモが目標株価引き上げ 26.3期はサイバーセキュリティ事業の拡大に期待
IDホールディングス<4709.T>が5日続伸。岩井コスモ証券では、26.3期はサイバーセキュリティ事業の拡大に期待。投資判断「A」を継続、目標株価を2100円→2500円と引き上げた。
同社は4月15日に26.3期から3カ年の中期経営計画を公表。創立60周年となる30.3期に売上高500億円、売上総利益率30%を実現するため、「高収益モデルへのシフト」「カルチャーの革新」に取り組む考えを示している。
岩井コスモでは、26.3期はブロードバンドセキュリティとの協業でサイバーセキュリティ事業の拡大が期待できることもあり、投資判断「A」を継続、目標株価を引き上げた。
IDホールディングス<4709.T>が5日続伸。岩井コスモ証券では、26.3期はサイバーセキュリティ事業の拡大に期待。投資判断「A」を継続、目標株価を2100円→2500円と引き上げた。
同社は4月15日に26.3期から3カ年の中期経営計画を公表。創立60周年となる30.3期に売上高500億円、売上総利益率30%を実現するため、「高収益モデルへのシフト」「カルチャーの革新」に取り組む考えを示している。
岩井コスモでは、26.3期はブロードバンドセキュリティとの協業でサイバーセキュリティ事業の拡大が期待できることもあり、投資判断「A」を継続、目標株価を引き上げた。
★10:11 日本ゼオン-SMBC日興が投資評価を引き下げ 成長性の高さも示したい
日本ゼオン<4205.T>が小幅安。SMBC日興証券では、成長性の高さも示したいとコメント。投資評価は「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」に引き下げ、目標株価は1800円→1550円に引き下げた。
SMBC日興では、引き続き長期目線で期待しているが、25/3期実績及び26/3期会社計画の利益は、従来想定を下回っており、やや伸び悩んでいると指摘。全社業績の牽引役としては迫力に欠ける印象という。エラストマー素材のマージンの低迷と相俟って、利益成長の観点での評価の向上に時間を要すると判断。但し、積極的な株主還元が株価の下支えとなるとみている。
日本ゼオン<4205.T>が小幅安。SMBC日興証券では、成長性の高さも示したいとコメント。投資評価は「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」に引き下げ、目標株価は1800円→1550円に引き下げた。
SMBC日興では、引き続き長期目線で期待しているが、25/3期実績及び26/3期会社計画の利益は、従来想定を下回っており、やや伸び悩んでいると指摘。全社業績の牽引役としては迫力に欠ける印象という。エラストマー素材のマージンの低迷と相俟って、利益成長の観点での評価の向上に時間を要すると判断。但し、積極的な株主還元が株価の下支えとなるとみている。
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