前場コメント No.2 ククレブ、自重堂、ダイワ通信、日本製鉄、TSIHD、日産自

2025/05/28(水) 11:30
★9:02  ククレブ-買い気配 地主と業務提携
 ククレブ・アドバイザーズ<276A.T>が買い気配。同社は27日、地主<3252.T>と業務提携すると発表した。

 同提携は、同社の不動産テックビジネスの事業拡大を通じたCREソリューション事業の発展と、地主のJINUSHIビジネスにおけるCRE領域の強化およびAIを活用した不動産テックシステムの開発・導入などによる仕入れ拡大を通じた、両社のさらなる企業価値向上の実現を目的としているという。
 
 JINUSHIビジネスとCREソリューション事業の連携や、AIを活用した不動産テックシステムの共同開発に取り組むとしている。

★9:03  自重堂-買い気配 期末配当予想を増額 創業100周年記念配当実施へ
 自重堂<3597.T>が買い気配。同社は27日、25.3期の期末配当予想を従来予想の500円から600円(うち記念配100円、前期末は500円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

 創業100周年を記念し、記念配100円を実施するとしている。

★9:03  ダイワ通信-3日ぶり反落 25.3期3Q決算発表を再延期 新たな調査事案が生じたため
 ダイワ通信<7116.T>が3日ぶり反落。同社は27日、25.3期第3Q(10-12月)決算短信の開示日を改めて延期すること、25.3期通期の決算短信の開示日も併せて延期することを発表した。

 従来は、3Q(10-12月)決算短信は5月28日に、通期の決算短信は6月2日にそれぞれ開示する予定だった。同社は4月21日に第三者委員会よる調査報告書を公表したが、同事案とは別に関連当事者取引に関して新たに調査を要する事案が生じた。その調査に相応の時間を要する見込みであることから、決算発表を再延期するとしている。

★9:03  日本製鉄-小動き USスチール買収で米に「黄金株」検討 拒否権を付与=日経
 日本製鉄<5401.T>が小動き。28日付の日本経済新聞朝刊は、同社が米鉄鋼大手USスチールの買収を巡り、少数の持ち分でも重要事項に拒否権を行使できる「黄金株」の米政府への譲渡を検討していることが27日、分かったと報じた。
 
 記事によると、黄金株(拒否権付き種類株式)は1株でも取締役の選任・解任や株主総会決議を拒否できるなど、通常の議決権よりも強い権限を持つ。仮にUSスチールの黄金株を持てば、米政府は同社の買収後もUSスチールへの影響力を保持できるという。
 
 USスチールが本社を置く米ペンシルベニア州選出のデビッド・マコーミック上院議員(共和党)は27日、「USスチールの最高経営責任者(CEO)は米国人となり、取締役会の過半数は米国人が占める。『黄金株』が発行されるだろう」と言及したとしている。

★9:03  TSIHD-東海東京が目標株価引き上げ 本格的な業績改善への道筋に注目
 TSIホールディングス<3608.T>が急騰。東海東京インテリジェンス・ラボでは、本格的な業績改善への道筋に注目。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価を1500円→1600円に引き上げた。

 東海東京では、25.2期で行われた構造改革効果やそれに伴う一過性費用のはく落などから、26.2期は大幅増益を予想。25.2期の滞留在庫処分の反動での売上総利益率の改善も期待できるとみている。今後は価格適正化や原価改善による業績成長の進ちょく状況に注目している。

★9:04  日産自動車-SBIが目標株価引き下げ リストラ対策第3弾、第4弾がさらに必要
 日産自動車<7201.T>が続伸。SBI証券では、改革の道半ば、リストラ対策第3弾、第4弾がさらに必要と判断。投資判断「中立」を継続、目標株価を465円→325円と引き下げた。

 SBIでは、エスピノーサ新社長は、社内外で全く評価されなかった内田前社長体制から、大きく2歩3歩踏み込んだリストラ案を短期間に出してきた、これは評価に値すると指摘。問題なのは、これでもまだリストラ効果が不十分だということで、今後第3弾、第4弾の追加策が必要だと考えている。


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