〔Market Flash〕会社計画が強気な銘柄に注目～大和

【10:20】会社計画が強気な銘柄に注目～大和

　大和証券では、会社の期初計画が事前の市場予想を上回るポジティブサプライズとなった銘柄に注目している。TOPIX採用の3月期決算銘柄を対象に、20.3期～25.3期（コロナ禍の21.3期は除く）の期初計画が3月末時点の市場予想に対して上回った銘柄群の株価パフォーマンスを見ると、決算発表直後の一時的な上昇ではなく、その後も相対的に高いパフォーマンスを発揮しているとのこと。大和では、今回の決算発表で市場予想を上回る経常利益計画を発表した主な銘柄として、きんでん<1944.T>、マツキヨココカラ<3088.T>、東急不ＨＤ<3289.T>、野村総研<4307.T>、第一三共<4568.T>、ＵＳＳ<4732.T>、三菱電機<6503.T>を紹介している。


【9:45】株式市場で再エネ発電と原発への注目度が高まる可能性～ＭＳＭＵＦＧ

　モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、28日に国会で改正GX推進法が可決されたことに注目している。同法によると、CO2排出量が年間10万トン以上の企業は、2026年度から開始されるCO2の排出量取引制度への参加が法的義務となる。同制度では、まず経済産業大臣が年度ごとに参加企業に1年間のCO2排出枠を無償で割り当て、企業は当該年度のCO2排出量の実績が同排出枠を上回った場合には、外部からCO2排出枠などを調達する必要があるとのこと。ＭＳＭＵＦＧでは同制度の法制化により、発電時にCO2を排出しない再エネ発電と原発への株式市場での注目度が高まる可能性があると考えている。


【8:45】寄り前気配は小糸製、ヤマトＨＤ、ＰＡＬＴＡＣ、デクセリアルズが高い気配値

　主力株の寄り前気配では、小糸製<7276>+10.42%、ヤマトＨＤ<9064>+7.72%、ＰＡＬＴＡＣ<8283>+2.28%、デクセリアルズ<4980>+1.74%、ＪＭＤＣ<4483>+1.70%、東センチュリ<8439>+1.66%、アルバック<6728>+1.50%、アズワン<7476>+1.41%などが高い気配値。

　一方、富士通<6702>-15.87%、テルモ<4543>-10.00%、ＨＯＹＡ<7741>-9.60%、メディパル<7459>-8.71%、博報堂ＤＹ<2433>-7.83%、いすゞ<7202>-7.49%、グローリー<6457>-7.25%、ルネサス<6723>-7.14%、特殊陶<5334>-6.56%などが安い気配値となっている。