前場コメント No.3 ヤマトモビMf、NexTone、ポエック、ヨシムラフード、テクニスコ、エルテス

2025/05/30(金) 11:30
★9:03  ヤマト モビリティ & Mfg.-買い気配 今期営業益18%増見込む 前期は計画上振れ
 ヤマト モビリティ & Mfg.<7886.T>が買い気配。同社は29日、26.3期通期の連結営業利益予想を2.4億円(前期比18.4%増)にすると発表した。
 
 以前より継続実施している構造改革による既存事業の収益性の改善活動と並行して、現在推進中のEVを中心としたモビリティ事業の確立と拡大をめざすとしている。

 25.3期通期の連結営業利益は2.0億円(前の期比4.3倍)だった。会社計画の1.0億円から上振れた。売り上げは微減したものの、原価改善活動などの構造改革が奏功したとしている。
 
 なお、25.3期連結決算作業において、減損損失の兆候の認識と把握、および測定・精査・確定作業に想定以上の時間を費やしたことから、決算期末後45日内を超えたとしている。

★9:03  NexTone-4日続伸 韓国における著作権使用料徴収のための徴収代行契約締結
 NexTone<7094.T>が4日続伸。同社は29日、韓国の著作権管理事業者であるThe Korean Society of Composers, Authors and Publishersと、同社管理作品の韓国での利用における著作権使用料の徴収に関する徴収代行契約を締結したと発表した。

 これにより、著作権者への使用料分配スケジュールの早期化が図られるとともに、韓国における同社管理作品の利用実績に関する詳細の情報提供が可能になるとしている。

★9:03  ポエック-5日続伸 立会外で18万株・2億6172万円を上限に自社株買い 割合3.83%
 ポエック<9264.T>が5日続伸。同社は29日、18万株・2億6172万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2025年5月28日の終値1454円で、29日8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合3.83%となる。

★9:04  ヨシムラフード-買い気配 日中、水産物輸入再開へ手続き合意 放射線検査で安全証明=日経
 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>が買い気配。30日付の日本経済新聞朝刊は、日中両政府は、中国が全面停止していた日本産水産物の輸入再開に向けた手続きに合意したと報じた。
 
 記事によると、日本側はあらかじめ水産物の加工施設などを中国側に登録する。さらにセシウム137など決められた放射性物質について、輸出ごとに検査証明書をつける。準備すれば輸出できるようになるとしている。
 
 報道を受け、子会社などを通じ、ホタテ加工事業などを手がけている同社に買いが入っている。

★9:05  テクニスコ-4日ぶり大幅反落 経営合理化施策として希望退職者を募集
 テクニスコ<2962.T>が4日ぶり大幅反落。同社は30日8時30分、経営合理化の施策として、希望退職者を募集すると発表した。
 
 同社は25.6期において、大幅な赤字を計上する見通しであり、将来に向け強固な収益基盤をいち早く確立し再建を期すべく、徹底した事業体制のスリム化が不可欠と判断したという。募集対象者は満55歳以上の従業員で、募集人数は未定とした。
 
 今回の合理化を実施した場合の今後の同社業績に与える影響は現時点で未定で、今後開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するとしている。

★9:05  エルテス-買い気配 今期最終黒字転換見込む 新中計も策定
 エルテス<3967.T>が買い気配。同社は29日、26.2期通期の連結純損益予想を1.7億円の黒字(前期は8.6億円の赤字)にすると発表した。従来は税効果会計などの影響額の算出に時間を要していたため未定としていたが、25.2期通期の実績数値から合理的な算出が可能になったことを踏まえた。

 併せて、26.2期から28.2期を計画期間とする中期経営計画を策定した。数値目標として既存事業の28.2期の売上高は100~105億円(26.2期は計画値で82億円)、営業利益は9~12億円(同3.8億円)をめざすとしている。


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