前場コメント No.5 ispace、キッツ、住友ファーマ、エクサウィザー、ツムラ、塩野義
★9:17 ispace-4日ぶりに大幅反発 ミッション2マイルストーンの「Success 8」成功
ispace<9348.T>が4日ぶりに大幅反発。同社は2日8時30分に、Mission2“SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(以下、ミッション2)について、マイルストーンの第8段階であるSuccess8(月周回軌道上でのすべての軌道制御マヌーバの完了)に成功したと発表した。
RESILIENCEランダーは、近月点(月に最も近い地点)高度が約70キロメートル、遠月点(月に最も遠い地点)高度が約5800メートルの楕円軌道で月を周回し、全3回の軌道制御マヌーバを行い、現在、高度約100メートルの円軌道をおよそ2時間ごとに1周しているという。RESILIENCEランダーは、着陸の手順開始に向けた準備が整っている状態で、6月6日の着陸へと順調に進んでいるとしている。
ispace<9348.T>が4日ぶりに大幅反発。同社は2日8時30分に、Mission2“SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”(以下、ミッション2)について、マイルストーンの第8段階であるSuccess8(月周回軌道上でのすべての軌道制御マヌーバの完了)に成功したと発表した。
RESILIENCEランダーは、近月点(月に最も近い地点)高度が約70キロメートル、遠月点(月に最も遠い地点)高度が約5800メートルの楕円軌道で月を周回し、全3回の軌道制御マヌーバを行い、現在、高度約100メートルの円軌道をおよそ2時間ごとに1周しているという。RESILIENCEランダーは、着陸の手順開始に向けた準備が整っている状態で、6月6日の着陸へと順調に進んでいるとしている。
★9:18 キッツ-大和が目標株価を引き上げ 数量増+値上げ戦略により利益率改善継続
キッツ<6498.T>が小幅高。大和証券では、数量増+値上げ戦略により利益率改善継続を予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1300円→1500円に引き上げた。
大和では、昨年7月の青黄銅バルブに関する値上げに続き、本年6月には国内市場におけるキッツ及びTOYOブランドバルブの追加値上げが実施される点に注目。予想を増額した。売上高は来期1900億円(YoY+6%、従来1850億円)→27/12期2000億円(従来1930億円)とし、営業利益は来期175億円(同+13%、同165億円)→27/12期200億円(従来185億円)とした。半導体向けを中心に需要の不透明感はあるものの、中期計画の27/12期目標(売上高2000億円/営業利益200億円)は達成可能と判断している。
キッツ<6498.T>が小幅高。大和証券では、数量増+値上げ戦略により利益率改善継続を予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1300円→1500円に引き上げた。
大和では、昨年7月の青黄銅バルブに関する値上げに続き、本年6月には国内市場におけるキッツ及びTOYOブランドバルブの追加値上げが実施される点に注目。予想を増額した。売上高は来期1900億円(YoY+6%、従来1850億円)→27/12期2000億円(従来1930億円)とし、営業利益は来期175億円(同+13%、同165億円)→27/12期200億円(従来185億円)とした。半導体向けを中心に需要の不透明感はあるものの、中期計画の27/12期目標(売上高2000億円/営業利益200億円)は達成可能と判断している。
★9:20 住友ファーマ-急騰 日本国内における「オゼンピック皮下注」のプロモーション提携契約締結
住友ファーマ<4506.T>が急騰。同社は5月30日、ノボノルディスクファーマと、2型糖尿病を適応とする週1回皮下投与のGLP-1受容体作動薬である「オゼンピック皮下注2ミリグラム」について、日本国内におけるプロモーション提携契約を締結したと発表した。
同剤は、ノボノルディスクファーマが、2020年6月29日より日本国内において販売しているが、同契約に基づき、ノボノルディスクファーマは製造販売承認の保持および製造、供給を担い、同社が共同で2025年7月より医療機関への情報提供活動を行うとしている。
住友ファーマ<4506.T>が急騰。同社は5月30日、ノボノルディスクファーマと、2型糖尿病を適応とする週1回皮下投与のGLP-1受容体作動薬である「オゼンピック皮下注2ミリグラム」について、日本国内におけるプロモーション提携契約を締結したと発表した。
同剤は、ノボノルディスクファーマが、2020年6月29日より日本国内において販売しているが、同契約に基づき、ノボノルディスクファーマは製造販売承認の保持および製造、供給を担い、同社が共同で2025年7月より医療機関への情報提供活動を行うとしている。
★9:22 エクサウィザーズ-4日続伸 ツムラにAIロボットプラットフォームを提供
エクサウィザーズ<4259.T>が4日続伸。同社は5月30日、ツムラ<4540.T>に対して、漢方薬の品質試験作業における秤量の自動化プラットフォームを導入したと発表した。
ツムラの品質試験作業においては、100種類以上にわたる多品種かつ多物性な漢方薬の品質試験、検体処理作業の効率化が課題となっていたという。そこで、同社がこれまで開発してきた粉体秤量の技術アセットを活用したうえで、粉体の特性情報を収集しAIに学習させることができるプラットフォームを導入したという。
これにより、ツムラ側で新たな粉体のデータを学習したり、再学習したりすることが可能となったという。多品種の粉体への対応に加えて秤取量の適用範囲の拡大も実現可能となり、今後の本番稼働をめざして開発を進めているとしている。
エクサウィザーズ<4259.T>が4日続伸。同社は5月30日、ツムラ<4540.T>に対して、漢方薬の品質試験作業における秤量の自動化プラットフォームを導入したと発表した。
ツムラの品質試験作業においては、100種類以上にわたる多品種かつ多物性な漢方薬の品質試験、検体処理作業の効率化が課題となっていたという。そこで、同社がこれまで開発してきた粉体秤量の技術アセットを活用したうえで、粉体の特性情報を収集しAIに学習させることができるプラットフォームを導入したという。
これにより、ツムラ側で新たな粉体のデータを学習したり、再学習したりすることが可能となったという。多品種の粉体への対応に加えて秤取量の適用範囲の拡大も実現可能となり、今後の本番稼働をめざして開発を進めているとしている。
★9:22 塩野義製薬-MSMUFGが目標株価を引き上げ JT/鳥居のシナジー効果が今後顕在化
塩野義製薬<4507.T>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、JT/鳥居のシナジー効果が今後顕在化と指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を2250円から2750円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、5月発表のJT/鳥居の買収効果を予想に反映した。割安な買収価格だったため、無形固定資産の償却はほとんど発生しないと想定。一方、HIVの段階的な特許切れが始まる2028年ころから、JTのロイヤルティ収入(足元で年300億円規模)の減少が加速する(Elvitegravir、TrametinibのLOEは2028-30年頃と推定)と考えられる点は中長期の懸念材料とし、今後の経営課題の一つになると考えている。一方、市場が求めているのは新薬の浮上と指摘。後期新薬の顕在化までは、もうしばらく様子見が必要と考えている。自社株取得は早ければ10-11月と予想している。
塩野義製薬<4507.T>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、JT/鳥居のシナジー効果が今後顕在化と指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を2250円から2750円に引き上げた。
モルガン・スタンレーでは、5月発表のJT/鳥居の買収効果を予想に反映した。割安な買収価格だったため、無形固定資産の償却はほとんど発生しないと想定。一方、HIVの段階的な特許切れが始まる2028年ころから、JTのロイヤルティ収入(足元で年300億円規模)の減少が加速する(Elvitegravir、TrametinibのLOEは2028-30年頃と推定)と考えられる点は中長期の懸念材料とし、今後の経営課題の一つになると考えている。一方、市場が求めているのは新薬の浮上と指摘。後期新薬の顕在化までは、もうしばらく様子見が必要と考えている。自社株取得は早ければ10-11月と予想している。
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