後場コメント No.4 AFC-HD、古河電、北越メタル、電算シスHD、T&DHD

2025/06/02(月) 15:31
★14:52  AFC-HD-もみ合い 子会社AFC観光を設立
 AFC-HDアムスライフサイエンス<2927.T>がもみ合い。同車は5月30日、観光事業を発展させるべく、子会社のAFC観光を設立すると発表した。

 創業者の浅山名誉会長の「せっかく作られた富士山静岡空港を、日本の中心にある特性を活かして、多くの人々に利用される空港にしたい。羽田・セントレア空港に代わる国際便が行き交う空港にしたい。」という熱意を形にするため、会社設立に至ったという。具体的には、静岡富士山空港の真下を新幹線が通っていることから、新幹線駅を誘致すべく、関係各所に働きかけをするほか、シティホテルの建設など各種施策に取り組むとしている。

★15:03  古河電気工業-底堅い ノキアと超高速ブロードバンド技術で提携
 古河電気工業<5801.T>が底堅い。同社は2日、ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社(東京都港区)と、グローバル仕様に準拠したPON(Passive Optical Network)製品の日本国内における戦略的販売提携を開始したと発表した。
 
 今回の提携により、両社は日本市場に特化したPONソリューションの共同企画・開発を推進するとともに、ノキア製の最新OLT/ONT(Optical Line Terminal/Optical Network Terminal)とオプティカルLAN製品に対するローカルサポート体制の強化に取り組む。さらに、通信キャリア、企業、自治体向けに共同販売および導入支援を行うことで、日本国内における次世代光アクセスネットワークの普及を加速するほか、環境負荷の低減を重視した持続可能なネットワークの構築にも、両社が連携して取り組むとしている。

★15:06  北越メタル-続落 新中計を策定 28.3期のROE5.2%めざす
 北越メタル<5446.T>が変わらず挟み続落。同社は2日15時、26.3期から28.3期の中期経営計画を策定したと発表した。

 企業価値の向上を最上位の目標に掲げ、重点テーマにおける取組みを通じて ROEの向上(短期的な収益力の向上)と、PERの向上(成長性と透明性の確保)を同時に追求することを基本方針とする。
 
 数値目標として、28.3期の売上高は280.0億円(25.3期は実績値で287.2億円)、営業利益は14.0億円(同6.6億円)、ROEは5.2%(同3.3%)をめざすとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★15:12  電算システムHD-反発 「EZASSIST FAX受注自動読取」を提供開始
 電算システムホールディングス<4072.T>が反発。同社は2日、グループ会株の電算システムが、FAXでの受注登録業務を効率化するクラウドサービス「EZASSIST(イージーアシスト) FAX受注自動読取」を同日より開始開始すると発表した。

 同サービスでは、FAXで受信した注文書をクラウド上で自動的に電子化し、AI-OCR技術を用いて、注文内容を高精度でデータ化し、転記作業の削減と入力ミスの防止を図る。データ化された注文情報は販売管理システムなどとデータ連携が可能で、登録状況をステータス管理することにより、登録漏れや確認漏れのリスクを軽減する。さらに、注文内容の確認や納期回答もデジタルで完結できる機能を提供し、紙の管理や印刷、保管にかかる業務負荷の軽減を支援する。これにより、現場業務のDXを加速し、受注業務全体の最適化を実現するとしている。

★15:15  T&D-後場急騰 ファラロンキャピタルが同社株式を取得と伝わる
 T&Dホールディングス<8795.T>が後場急騰。フィナンシャルタイムズが2日14時30分ごろ、アクティビスト投資家のファラロン・キャピタル・マネジメントが、同社株式の4~5%を取得していると報じたことが材料。

 記事では、事情に詳しい関係者の話として、同社に対し政策保有株の削減をより速いペースで進め、中核の保険事業に集中し、コングロマリットディスカウントの解消に対処するよう求めているとしている。



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