後場コメント No.1 アジャイル、電算シスHD、関電工、HOUSEI、ヤマトHD、トヨタ

2025/06/12(木) 15:30
★12:30  アジャイルメディア-後場下げ幅縮小 東京書店の「TikTok Shop」出店・運営を全面支援
 アジャイルメディア・ネットワーク<6573.T>が後場下げ幅縮小。同社は12日11時30分、持分法適用会社である東京書店の「TikTok Shop」出店に際し、出店および運用支援を全面的に開始したと発表した。

 同社は「ショート動画×EC×ファンエンゲージメント」を軸に、今後もさまざまな業種への横展開を強化する。出版業界におけるTikTok活用は黎明期にあり、東京書店との連携によって蓄積したノウハウは教育、ライフスタイル、美容、食品分野など多角的な事業展開にも応用可能としている。

★12:30  電算システムHD-3日続伸 岐阜薬科大のDX推進を支援=日経
 電算システムホールディングス<4072.T>が3日続伸。日本経済新聞電子版は12日12時11分に、同社傘下の電算システムが、岐阜薬科大学と大学のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた連携協定を結んだと報じた。

 記事によれば、クラウドサービスを使って大学運営の効率化を図るほか、人工知能(AI)技術の導入でデータ分析の高度化や教育・研究活動の質の向上につなげるという。電算システムが大学と連携協定を結ぶのは初めてだとしている。

★12:30  関電工-丸三が目標株価引き上げ 屋内線工事を中心とする力強い業績成長を見据える
 関電工<1942.T>が反発。丸三証券では、屋内線工事を中心とする力強い業績成長を見据え、投資判断は「買い」を継続、目標株価を3400円→3600円に引き上げた。

 丸三では引き続き電気設備工事需要の拡大に注目し、目標株価を引き上げた。26.3期会社計画および新27.3期中計目標は保守的とみており、同社の業績見通しを上回ると予想。屋内線工事は、各地の再開発関連や工場・データセンターなどの建設に伴う需要拡大を見込んでいる。

★12:31  HOUSEI-反発 日刊スポーツ新聞と業界DXへの共同展開強化
 HOUSEI<5035.T>が反発。同社は12日12時、日刊スポーツ新聞東京本社(東京都中央区)と、営業戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
 
 同取り組みは、2022年2月に両社で発表した「新聞業界における新聞制作システム共通化」の構想をさらに発展させたものであり、既に十数社の地方紙などで利用されているCloudXPressでの新聞組版を、より多くの新聞社の利用に拡大させる提案活動を共同で加速するものだという。今後、両社の連携により、新聞業界におけるデジタル化・業務効率化の加速を実現するとしている。
 

★12:35  ヤマトHD-SMBC日興が目標株価引き上げ 単価および利益率の改善ペースに注目したい
 ヤマトホールディングス<9064.T>が続伸。SMBC日興証券では、単価および利益率の改善ペースに注目したいとし、投資判断「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2200円→2350円と引き上げた。

 25.3期3Q業績は8四半期ぶりに前年同期比営業増益となり、4Q業績は営業損失拡大ながら計画は達成した。業績は低水準ながら、ネットワーク・オペレーションなどが同社想定通りに動きつつあると評価できる。26.3期は数量増よりも単価・収益性向上を重視した計画となっている。
 SMBC日興では、計画に沿って業績が改善していけば、27.3期以降の業績回復確度が高まり、それに応じて株式市場からの評価も回復しようと指摘している。

★12:40  トヨタ-続落 円高進行を嫌気 自動車関連が軟調
 トヨタ自動車<7203.T>が続落。円高進行が嫌気されている。

 トランプ米大統領が関税賦課について再び強気姿勢を見せたことで、リスク回避のドル売り円買いが進行。前日大引け時点で145円台だったドル円相場は足元で143円台後半となっている。

 円高進行を受けて為替感応度の高い自動車関連が下げており、同社のほかSUBARU<7270.T>、スズキ<7269.T>、デンソー<6902.T>なども軟調に推移している。


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