前場コメント No.3 ファーストリテイ、Ine、みずほ、ダイセキ、フジHD、ダイセキソリュ

2025/07/03(木) 11:31
★9:04  ファストリ-続伸 6月度の国内ユニクロ既存店売上高6.4%増
 ファーストリテイリング<9983.T>が続伸。同社は2日、6月度の国内ユニクロ既存店+Eコマースの売上高は前年同月比6.4%増だったと発表した。客数は同7.4%増、客単価は同0.9%低下した。

 気温とキャンペーンがマッチし、夏物商品の販売が好調だった。顧客需要を捉えた新商品の販売が好調だったことも寄与した。

★9:04  I-ne-3日ぶり反発 「TikTok Shop」に参入 公式オンラインストア開設
 I-ne<4933.T>が3日ぶり反発。同社は2日、動画コマースプラットフォーム「TikTok Shop」へ参入し、2025年6月30日より同社公式オンラインストア「& Habit(アンドハビット)」を開設したと発表した。TikTok Shop向けに社内で専任チームを立ち上げ、同社商品のさらなる認知拡大と顧客接点の最適化を進めるとしている。

★9:04  みずほFG-野村が目標株価引き上げ EPS成長への経営陣のコミットメントの強さに注目
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が反発。野村証券では、EPS成長への経営陣のコミットメントの強さに注目。投資判断「Buy」を継続、目標株価を5000円→5600円と引き上げた。

 野村では、業績・資本基盤ともに改善基調にあること、24年度から自己株取得を再開し、EPS成長に軸足を置いた資本政策を打ち出すなど、資本政策の流れにも変化が見受けられると指摘。EPS成長など企業価値向上への同社経営陣のコミットメントの強さが株式投資家から注目されれば、より息の長い株価上昇が実現されるとみている。

★9:04  ダイセキ-売り気配 1Q経常益7.2%減 原材料費などの上昇が響く
 ダイセキ<9793.T>が売り気配。同社は2日、26.2期1Q(3-5月)の連結経常利益は39.2億円(前年同期比7.2%減)だったと発表した。市場コンセンサスは40.7億円。

 主力事業のダイセキの工場廃液を中心とした産業廃棄物の処理事業は、原材料費、労務費などの上昇により、売上高、経常利益、純利益が計画を若干下回ったとしている。

★9:05  フジHD-9日ぶり反落 レノの保有割合増加 11.81%→13.32%
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が9日ぶり反落。同社について、旧村上ファンド系投資会社のレノが保有株を買い増した。7月2日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。レノと共同保有者の保有割合は11.81%→13.32%となる。

 なお、株価は上昇が続いていたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。

★9:05  ダイセキ環境-反落 1Q営業益24%増 土壌汚染調査・処理事業が堅調
 ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が反落。同社は2日、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は6.9億円(前年同期比24.3%増)だったと発表した。

 主力の土壌汚染調査・処理事業において、関東エリアにおける大規模汚染土壌処理・工事案件や関西エリアの大規模工場廃棄物撤去コンサル案件などの高付加価値案件が、前期に引き続き進ちょくしたことなどが寄与した。

 なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 39,785.90 +23.42
TOPIX 2,828.99 +2.95
グロース250 709.71 -4.30
NYダウ 44,484.42 -10.52
ナスダック総合 20,393.13 +190.24
ドル/円 143.69 +0.03
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ