後場コメント No5 ソディック、三菱商事、カプコン、小野測器、DNAチップ研究所など

2014/07/22(火) 15:00
★13:56  富士通-3日続伸 食・農クラウド「Akisai」植物工場向け生産管理ソリューションを強化
 富士通<6702.T>が3日続伸。同社は7月22日、植物工場向け生産管理ソリューションを強化すると発表した。
 食・農クラウド「Akisai(アキサイ、日本語通称:秋彩)」の生産管理サービスのラインナップに、新事業として植物工場で野菜の生産・販売を開始した小林クリエイト(愛知県刈谷市)の植物工場・施設園芸向け生産管理ソリューション「agis(エイジス)生育管理システム」を加えるもの。「FUJITSU Intelligent Society Solution 食・農クラウド Akisai 生育管理システム agis」として8月より販売を開始する。

★14:03  ソディック-一時ストップ高 新金属3Dプリンターの開発を引き続き材料視
ソディック<6143.T>が一時ストップ高。同社は16日、新製品金属3DプリンターOne Process Milling Centerリニアモーター駆動「OPM250L」の開発に成功し、2014年10月から販売を開始すると発表した。株価は17、18日とストップ高となり、きょうも引き続き買いが殺到している。
 金属3Dプリンターによる製造工程をプラスチック成形品の金型製造に適応した場合、金型内部への三次元冷却配管や、幅の狭い深リブを配置できることにより、従来では加工できない複雑な金型づくりが可能となる。
 「OPM250L」の販売価格は6500万円~(税抜き)、年間60台以上の生産体制を計画し、加賀事業所(石川県加賀市)で製造。「第27回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2014)」(10月30日~11月4日:東京ビッグサイト開催)への出展を予定している。

★14:16  三菱商事-反発 豪州で軽油輸入販売事業に参入
 三菱商事<8058.T>が反発。同社は7月22日、今後軽油の需要増加が見込まれる豪州において、軽油の輸入ターミナルを建設・保有し、ターミナルの操業パートナーとして豪・Coogee Chemicals社を招へいの上、軽油輸入販売事業に参入すると発表した。
 三菱商では、豪州石油事業の子会社であるPetro Diamond Australia社を通じて、2013年1月に南豪州Port Bonythonにおいて石油製品輸入ターミナル建設許認可を保有するPort Bonython Fuels社の全株式を取得。操業パートナーとして現地における知見や建設・操業の実績を持つCoogee Chemicals社を招へいの上、速やかにターミナル建設を開始し、2016年には豪州国内向けに軽油の販売を開始するとした。

★14:19  カプコン-後場大幅高 中国などアジア向けオンラインコンテンツを7作投入
 カプコン<9697.T>が後場大幅高。同社は22日、中国などアジアにおけるオンラインビジネスを推進するため、スマートフォンとPC向けの新作7タイトルを、同地域にて本年度から順次配信することを決定したと発表した。
 アジア市場において、いち早くブランドの確立や収益基盤の構築を図るべく、主力シリーズを活用し、中国市場に向けてスマートフォン用アプリ『モンハン 大狩猟クエスト』、『ストリートファイター バトルコンビネーション』、PCオンラインゲーム『魔界村オンライン』、PCブラウザーゲーム『鬼武者Soul』を投入する。また、韓国に向けスマートフォン用アプリ『ストリートファイターIV アリーナ』を投入するとともに、タイにおいて『鬼武者Soul』も投入する。

★14:27  小野測器-急落 今期下方修正 上期受注が減少 研究開発費の増加も圧迫
 小野測器<6858.T>が急落。同社は22日13時30分、14.12期通期の連結営業利益が従来予想の19億円から下振れ、14億円(前期比17.9%減)になりそうだと発表した。一転して営業減益予想となることが嫌気され売り込まれている。
 2Q累計期間(1~6月期)では、消費増税の影響に対する懸念から、設備投資にやや慎重姿勢が見られ、受注高が想定以上に落ち込んだ。また、新製品開発の継続やRoHS化対応推進などによる研究開発費の増加、賃上げによる人件費の増加が利益を圧迫した。

★14:44  DNAチップ研究所-反発 RNA測定による総合健康モニタリングサービスを事業化へ
 DNAチップ研究所<2397.T>が反発。化学工業日報で7月22日、同社がリボ核酸(RNA)測定による総合健康モニタリングサービスの事業化を目指すと伝えられた。
 血液検査で遺伝子発現RNAを調べ、その状況から免疫力、糖尿病、うつ病、アルツハイマー病など多様な疾病の予兆などをモニタリングするもの。すでに免疫細胞が含まれる血液の網羅的遺伝子発現データを解析し、遺伝子群の抽出に成功している。加えて、各疾病別のデータをそろえて2017年にも事業化。未病チェック、個別化医療への需要が増大していくなか、収益の柱へと育成していくと報じられた。


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