後場コメント No3 トヨタ紡織、豊田自動織機、日本オラクル、住友商事、商船三井など
★13：31 トヨタ紡織－ドイツ証券が目標株価引き上げ 答えはどこにあるのか
トヨタ紡織<3116.T>が続落。ドイツ証券では、「答えはどこにあるのか」とコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価を1480円→1500円と引き上げた。
過去5年の地域別セグメントをみると、日本は利益規模、収益性の両面で大きく改善。一方、米州、欧阿は売り上げ規模が拡大しているにもかかわらず、抜本的な改善には至っていないと指摘。海外完成車メーカーの商慣習の相違もあるとみられるが、同社が進める効率化がなかなか実を結ばない点は奇異にさえ映るとした。高級車セグメントが全社利益の8割を占めるともいわれる欧州メーカーなど海外メーカーとの内装部品取引で大きな利益を得るには、効率化を超えたアプローチが必要なのかもしれないとコメント。
トヨタ紡織<3116.T>が続落。ドイツ証券では、「答えはどこにあるのか」とコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価を1480円→1500円と引き上げた。
過去5年の地域別セグメントをみると、日本は利益規模、収益性の両面で大きく改善。一方、米州、欧阿は売り上げ規模が拡大しているにもかかわらず、抜本的な改善には至っていないと指摘。海外完成車メーカーの商慣習の相違もあるとみられるが、同社が進める効率化がなかなか実を結ばない点は奇異にさえ映るとした。高級車セグメントが全社利益の8割を占めるともいわれる欧州メーカーなど海外メーカーとの内装部品取引で大きな利益を得るには、効率化を超えたアプローチが必要なのかもしれないとコメント。
★13：37 豊田自動織機－ドイツ証券が目標株価引き上げ トヨタとの相対株価はやや割高で推移
豊田自動織機<6201.T>が続落。ドイツ証券では、トヨタ自動車との相対株価はやや割高で推移する傾向が見られ始めたとし、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は6400円→7200円と引き上げた。
自動車部品メーカーの株価評価に際し、配当利回りやPERに着目。また、同社株をみる上では、トヨタとの相対株価も参考にしているとした。01.3期から14.3期までの同社株価とトヨタの株価の決定係数は0.9を超え、高い値を示していると注目。ただし、最近は同社株価が割高に推移する傾向がみられるとし、3月25日の株価は理論値よりも12.5％割高であると指摘した。これは産業車両事業や非トヨタ向けのコンプレッサーの収益力が高まっているためと推察。同社は産業車両の販売金融事業を強化する方向であり、注目とした。
豊田自動織機<6201.T>が続落。ドイツ証券では、トヨタ自動車との相対株価はやや割高で推移する傾向が見られ始めたとし、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は6400円→7200円と引き上げた。
自動車部品メーカーの株価評価に際し、配当利回りやPERに着目。また、同社株をみる上では、トヨタとの相対株価も参考にしているとした。01.3期から14.3期までの同社株価とトヨタの株価の決定係数は0.9を超え、高い値を示していると注目。ただし、最近は同社株価が割高に推移する傾向がみられるとし、3月25日の株価は理論値よりも12.5％割高であると指摘した。これは産業車両事業や非トヨタ向けのコンプレッサーの収益力が高まっているためと推察。同社は産業車両の販売金融事業を強化する方向であり、注目とした。
★13：42 日本オラクル－小幅続落 ＨＢＡのクラウド・サービスにエンジニアド・システム導入
日本オラクル<4716.T>が小幅続落。同社は3月27日、北海道を中心にITサービスを展開するＨＢＡ（札幌市）の流通業向けクラウド・サービスのデータベース基盤に、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」を導入し、稼働開始したと発表した。
ＨＢＡは、北海道を地盤に基幹系業務のシステム・インテグレーションをはじめ、組み込み機器やネットワーク分野のソフトウェア開発、データセンターを中心とするクラウド・サービスや、請求書や源泉徴収票などの印刷・加工・発送サービスを含むBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）といった総合的なITソリューションを展開。
今回刷新したデータベース・システムは、販売管理システムや小売業向けEDI（電子データ交換）のソリューションをSaaS型で提供する流通業向けクラウド・サービスの基盤のひとつで、特に顧客の操作に直結するミッション・クリティカルな領域を担う。
日本オラクル<4716.T>が小幅続落。同社は3月27日、北海道を中心にITサービスを展開するＨＢＡ（札幌市）の流通業向けクラウド・サービスのデータベース基盤に、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」を導入し、稼働開始したと発表した。
ＨＢＡは、北海道を地盤に基幹系業務のシステム・インテグレーションをはじめ、組み込み機器やネットワーク分野のソフトウェア開発、データセンターを中心とするクラウド・サービスや、請求書や源泉徴収票などの印刷・加工・発送サービスを含むBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）といった総合的なITソリューションを展開。
今回刷新したデータベース・システムは、販売管理システムや小売業向けEDI（電子データ交換）のソリューションをSaaS型で提供する流通業向けクラウド・サービスの基盤のひとつで、特に顧客の操作に直結するミッション・クリティカルな領域を担う。
★13：50 住友商事－続落 長期格付けを「A-」に格下げ リスク資産と株主資本とのバランスが悪化
住友商事<8053.T>が続落。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）が3月26日、同社の長期格付けを「A」→「A-」に、短期格付けを「A-1」→「A-2」にそれぞれ1ノッチ（段階）引き下げており、ネガティブ視する向きもあるようだ。
長期会社格付けのアウトルックは「安定的」。追加の減損損失計上によって、15.3期末にリスク資産と株主資本とのバランスがＳ＆Ｐの想定よりも悪化するとの見方に基づくとした。海外子会社であるSumitomo Corp of Americas、Sumitomo Corp Capital Europe PLCについても同様に、長期・短期格付けを「A-／A-2」にそれぞれ1ノッチ引き下げ、長期会社格付けのアウトルックを「安定的」とした。
住友商事<8053.T>が続落。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）が3月26日、同社の長期格付けを「A」→「A-」に、短期格付けを「A-1」→「A-2」にそれぞれ1ノッチ（段階）引き下げており、ネガティブ視する向きもあるようだ。
長期会社格付けのアウトルックは「安定的」。追加の減損損失計上によって、15.3期末にリスク資産と株主資本とのバランスがＳ＆Ｐの想定よりも悪化するとの見方に基づくとした。海外子会社であるSumitomo Corp of Americas、Sumitomo Corp Capital Europe PLCについても同様に、長期・短期格付けを「A-／A-2」にそれぞれ1ノッチ引き下げ、長期会社格付けのアウトルックを「安定的」とした。
★13：58 商船三井－5日続落 東京電力向け石炭専用船「HAKUTAKA」が竣工
商船三井<9104.T>が5日続落。同社は3月26日の大引け後に、運航する東京電力<9501.T>向け石炭専用船「HAKUTAKA（白鷹）」が、サノヤス造船（大阪市）水島製造所において竣工したと発表した。
商船三井がサノヤス造船と共同開発し、各種安全・省エネ仕様を採用した最新鋭の幅広浅喫水石炭船。2014年2月に竣工した「AKATSUKI（暁）」および同年7月に竣工した「SOMA MARU（相馬丸）」に続く3船目となる。東電との新たな長期積荷保証契約の下、石炭火力発電所向け石炭輸送の中心的役割を担うとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
商船三井<9104.T>が5日続落。同社は3月26日の大引け後に、運航する東京電力<9501.T>向け石炭専用船「HAKUTAKA（白鷹）」が、サノヤス造船（大阪市）水島製造所において竣工したと発表した。
商船三井がサノヤス造船と共同開発し、各種安全・省エネ仕様を採用した最新鋭の幅広浅喫水石炭船。2014年2月に竣工した「AKATSUKI（暁）」および同年7月に竣工した「SOMA MARU（相馬丸）」に続く3船目となる。東電との新たな長期積荷保証契約の下、石炭火力発電所向け石炭輸送の中心的役割を担うとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
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