前場コメント No.7 中外製薬、ＵＢＩＣ、岡村製作所、国際石油開発帝石、日本電産など
★9：29 中外製薬－大和が目標株価引き上げ 利益予想を上方修正
中外製薬<4519.T>が4日ぶり反発。大和証券では、利益予想を上方修正。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4000円→4200円と引き上げた。販管費の予想を減額し、売上予想は微修正。成長ポテンシャルの大きい開発品の試験データ発表が続く見通しであり、注目できるとした。
中外製薬<4519.T>が4日ぶり反発。大和証券では、利益予想を上方修正。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を4000円→4200円と引き上げた。販管費の予想を減額し、売上予想は微修正。成長ポテンシャルの大きい開発品の試験データ発表が続く見通しであり、注目できるとした。
★9：31 ＵＢＩＣ－続落 行動情報科学研究所所長が米カンファレンスのトークセッションに参加
ＵＢＩＣ<2158.T>が続落。同社は4月27日の大引け後に、執行役員CTOで、ＵＢＩＣ行動情報科学研究所所長の武田秀樹氏が、4月25日に日本マイクロソフト本社で開催されたサムライインキュベートが主催するカンファレンス「第11回 Samurai Venture Summit “Look to the future!!”『未来』」のトークセッションに参加したと発表した。多くの聴衆に対し、人工知能をテーマに報告を行ったもの。株価への影響は限定的のもよう。
ＵＢＩＣ<2158.T>が続落。同社は4月27日の大引け後に、執行役員CTOで、ＵＢＩＣ行動情報科学研究所所長の武田秀樹氏が、4月25日に日本マイクロソフト本社で開催されたサムライインキュベートが主催するカンファレンス「第11回 Samurai Venture Summit “Look to the future!!”『未来』」のトークセッションに参加したと発表した。多くの聴衆に対し、人工知能をテーマに報告を行ったもの。株価への影響は限定的のもよう。
★9：32 小糸製作所－ＴＩＷが「2+」へ引き下げ 割安感が薄れている
小糸製作所<7276.T>が6日続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、豊富な受注、ヘッドランプLED化を背景に増収増益基調が続くと判断。ただし、割安感が薄れているとして、投資評価を「1（Buy）」→「2+（Outperform）」と引き下げた。
公表された前15.3期決算においては、日本では自動車生産が減少、中国を除くアジア地域はタイを中心に市場が悪化、中国は後半減速が鮮明になるなど市場環境が厳しい中ですべての地域セグメントで増収、増益を確認できたことを評価。背景には北米、中国の世界2大市場を中心に国内外完成車メーカーから受注が豊富である、付加価値が高いLEDヘッドランプの搭載比重が拡大基調などがあるとした。このため、今16.3期も増益、過去最高純利益更新の確度は高いと見られ、堅調な株価展開を想定。一方、好材料を織り込み従来に比べ指標面の割安感が薄れている点を勘案し、投資評価は引き下げた。
小糸製作所<7276.T>が6日続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、豊富な受注、ヘッドランプLED化を背景に増収増益基調が続くと判断。ただし、割安感が薄れているとして、投資評価を「1（Buy）」→「2+（Outperform）」と引き下げた。
公表された前15.3期決算においては、日本では自動車生産が減少、中国を除くアジア地域はタイを中心に市場が悪化、中国は後半減速が鮮明になるなど市場環境が厳しい中ですべての地域セグメントで増収、増益を確認できたことを評価。背景には北米、中国の世界2大市場を中心に国内外完成車メーカーから受注が豊富である、付加価値が高いLEDヘッドランプの搭載比重が拡大基調などがあるとした。このため、今16.3期も増益、過去最高純利益更新の確度は高いと見られ、堅調な株価展開を想定。一方、好材料を織り込み従来に比べ指標面の割安感が薄れている点を勘案し、投資評価は引き下げた。
★9：36 岡村製作所－3日続落 インドネシアに現地企業と合弁会社を設立
岡村製作所<7994.T>が3日続落。同社は4月27日の大引け後に、インドネシアを拠点とする家具製造販売会社である「Chitose Internasional」と、オフィスおよび商業店舗向け家具販売の合弁会社「（仮称）Okamura Chitose Indonesia」設立に関する契約を締結したと発表した。
アジア地域における営業拠点は、タイ、シンガポール、中国に次いで4カ国目。岡村製の出資比率は33％。合弁会社は、インドネシア政府（インドネシア投資調整庁）の承認を得て設立されジャカルタ市に拠点をおく予定。しかし、マーケットの反応は薄い。
岡村製作所<7994.T>が3日続落。同社は4月27日の大引け後に、インドネシアを拠点とする家具製造販売会社である「Chitose Internasional」と、オフィスおよび商業店舗向け家具販売の合弁会社「（仮称）Okamura Chitose Indonesia」設立に関する契約を締結したと発表した。
アジア地域における営業拠点は、タイ、シンガポール、中国に次いで4カ国目。岡村製の出資比率は33％。合弁会社は、インドネシア政府（インドネシア投資調整庁）の承認を得て設立されジャカルタ市に拠点をおく予定。しかし、マーケットの反応は薄い。
★9：36 国際石油開発帝石－反発 アブダビのＡＤＣＯ鉱区の権益を取得
国際石油開発帝石<1605.T>が反発。同社は4月27日の大引け後に、子会社のジャパン石油開発（ＪＯＤＣＯ）を通じて、アブダビ陸上のADCO鉱区に関する入札に参加し、同鉱区の5％の参加権益を取得したと発表した。
2015年1月1日からの40年間を契約期間とする利権契約を、同国政府およびアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）と締結。同鉱区の権益取得は、国際帝石が昨年公表した同国海上の上部ザクム油田の権益期限延長に続き、同国との関係深化を象徴するものとコメントしている。
国際石油開発帝石<1605.T>が反発。同社は4月27日の大引け後に、子会社のジャパン石油開発（ＪＯＤＣＯ）を通じて、アブダビ陸上のADCO鉱区に関する入札に参加し、同鉱区の5％の参加権益を取得したと発表した。
2015年1月1日からの40年間を契約期間とする利権契約を、同国政府およびアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）と締結。同鉱区の権益取得は、国際帝石が昨年公表した同国海上の上部ザクム油田の権益期限延長に続き、同国との関係深化を象徴するものとコメントしている。
★9：37 日本電産－ＴＩＷが「2+」継続 事業ポートフォリオの転換が着実に進展
日本電産<6594.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、事業ポートフォリオの転換が着実に進展していると判断。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
前期は業績のいくつかの節目をクリアするなど、事業ポートフォリオの大転換が収益性の向上を伴いつつ実績を上げていると評価。今期も車載および家電・商業・産業用が全体の収益拡大をけん引する可能性が高いとした。新たに発表された新中期戦略では20年度売上高で新規M&A（合併・買収）を含めて2兆円、営業利益率15％以上などの目標が示された。現在株価に指標面から割安感は見られないが、意欲的な中期改革も示され、M&Aの進展による成長加速への期待感は株式市場でも根強い。ＴＩＷでは、中期的な視点から株価の上昇余地は依然大きいと判断するとした。
日本電産<6594.T>が続伸。投資情報会社のＴＩＷでは、事業ポートフォリオの転換が着実に進展していると判断。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
前期は業績のいくつかの節目をクリアするなど、事業ポートフォリオの大転換が収益性の向上を伴いつつ実績を上げていると評価。今期も車載および家電・商業・産業用が全体の収益拡大をけん引する可能性が高いとした。新たに発表された新中期戦略では20年度売上高で新規M&A（合併・買収）を含めて2兆円、営業利益率15％以上などの目標が示された。現在株価に指標面から割安感は見られないが、意欲的な中期改革も示され、M&Aの進展による成長加速への期待感は株式市場でも根強い。ＴＩＷでは、中期的な視点から株価の上昇余地は依然大きいと判断するとした。
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