後場コメント No.4 日本ユニシス、MS&AD、ベリテ、エーアイテイー、大塚HDなど

2015/07/07(火) 15:00
★13:18 日ユニシス-反発 ビッグデータ分析のためのデータ活用基盤『データ統合・分析共通PaaS』を提供
 日本ユニシス<8056.T>が4日ぶり反発。同社は7日、ビッグデータ分析のためのデータ活用基盤『データ統合・分析共通PaaS』を同日より提供開始すると発表した。
 マップアール・テクノロジーズ(東京都千代田区)の世界最速の進化型Hadoopディストリビューション「MapR」と、日本ヒューレット・パッカード(東京都江東区)のビッグデータ向けリアルタイム分析基盤「HP Vertica Analytics Platform」を組み合わせ開発した。同社が開発した「汎用データ処理ツール」を付加し、クラウド上から提供する。

★13:18  MS&AD-反発 1Q当期損益は前年同期比15%減益の553億円を予想 「中立」継続
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、1Q当期損益は前年同期比15%減益の553億円を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は3490円→3690円と引き上げた。
 株配増と為替、豪ドル金利上昇(豪ドル10年金利3/31=2.3%→6/30=3.0%)による外貨建生保商品に関する引当負担減(+150億円)が増益方向も、昨年取り崩しだった異常危険準備金の積増負担増(-330 億円)が多い形になるとコメント。政策株式の加速的売却は2Qからとの見方。以上から、今16.3期~18.3期当期利益予想を13%/1%/2%引き上げるとした。

★13:21 損保ジャパン日本興亜HD-反発 1Q当期利益は455億円を予想 「中立」継続
 損保ジャパン日本興亜ホールディングス<8630.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、昨年1Qの当期赤字から反転し、1Q当期利益は455億円を予想。投資判断「中立」を継続、目標株価を4240円→4450円と引き上げた。
 昨年1Qに計上した合併一時コスト(517億円)がなくなり大幅な増益の方向も、雪害リザーブ取崩益もなくなる影響(-280億円)が、増益幅を一部相殺する見込み。今年度からの自動車保険の繰入率変更を反映し、今16.3期~18.3期当期利益予想を19%/20%/16%引き上げるとした。

★13:25  ベリテ-上げ幅拡大 6月の既存店売上高2.8%増 6カ月連続のプラス
 ベリテ<9904.T>が上げ幅拡大。宝飾品小売り大手の同社は7日13時、6月の既存店売上高が前年同期比2.8%増加したと発表した。6カ月連続のプラス。全店では9.1%増となった。
 既存店客数は27.2%減ったものの、客単価は41.1%上昇した。超低価格帯商品の販売を休止したことにより見た目客数は減少したものの、本来のジュエリー購入客のみの顧客ベースへと正常化。そのため、平均客単価が大幅にアップし、売り上げ増につながったとしている。

★13:30 エーアイテイー-上げ幅拡大 1Q営業利益27.3%増を好感
 エーアイテイー<9381.T>が上げ幅拡大。国際的貨物輸送サービスを展開する同社は7日前引け後、16.2期1Q(3~5月)の連結営業利益が3.1億円(前年同期比27.3%増)だったと発表した。上期の営業益予想(6.4億円)に対する進ちょく率は47.8%となった。仕入れコストの削減などが寄与した。

★13:31 大塚HD-4日続伸 会社計画線のコンセンサス水準切り上がりを見込む 「中立」継続
 大塚ホールディングス<4578.T>が4日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、会社計画比での利益進ちょく率が高く、会社計画線にあるコンセンサス水準の切り上がりを見込むとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価を4200円→4250円と引き上げた。
 2Q累計営業利益は950億円と、会社計画550億円を大幅に超過すると予想。上振れの主因は、マイルストーン収入の前倒し計上(約200億円の影響と推定)、米国エビリファイ売上の上振れ推移(ジェネリック浸透遅れ)、研究開発費消化の遅れなど。サプライズはないものの、会社計画水準にある今15.12期通期コンセンサスは切り上がると予想。なお、いずれの要因も中長期的な業績見通しへの影響は限定的とみるとした。


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