後場コメント No.8 ティーガイア、JVCケンウッド、花王、味の素、西武HDなど

2015/07/07(火) 15:00
★14:33  ティーガイア-後場大幅高 「Smart Labo Wagon」を アウトレットモールに出店
 ティーガイア<3738.T>が後場大幅高。同社は7日、スマートフォンアクセサリーショップ、「Smart Labo Wagon 御殿場プレミアム・アウトレット」を8日に、「Smart Labo Wagon りんくうプレミアム・アウトレット」を15日にオープンすると発表した。
 販売商品の価格帯は 3000円~5000円、女性およびインバウンド(外国人買い物客)を主なターゲット層に想定し、トレンド性のあるiPhoneケースやマルチケースを中心に、300SKU(ストック・キーピング・ユニット)のアイテムをワゴンにて販売する。

★14:35 JVCケンウッド-みずほが目標株価引き上げ 1Qは低調なスタートを予想
 JVCケンウッド<6632.T>が売り買い交錯。みずほ証券では、海外カーエレ市販や米EFJT社の苦戦から、1Qは低調なスタートを予想。投資判断「中立」を継続、目標株価は270円→310円と引き上げた。
 1Q営業利益は5億円の赤字と予想し、会社計画比若干下振れスタートとみるとした。会社計画比では、(1)カーエレ市販が、アジアでの需要低調、米での新商品投入遅れ、(2)プロフェッショナルシステムでは、EFJTの一時的な費用増などが響くもよう。前年同期比では、為替のマイナス影響(1円の円安による営業利益変動額は、年間ベースで対ドルで1億円のマイナス、対ユーロが1億円のプラス、前1Qの為替レートはドル/ユーロ=102円/140円)、前年同期のソフト&エンターテインメントが好調だった反動などから、営業減益スタートと予想するとした。

★14:38  花王-みずほが目標株価引き上げ 越境ECの拡大で紙オムツ事業の高成長は続く
 花王<4452.T>が小幅反発。みずほ証券では、越境ECの拡大で紙オムツ事業の高成長は続くと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を5700円→6500円と引き上げた。
 今15.12期上期営業利益は会社計画500億円に対し、550億円になると予想。国内では、1~3月の駆け込み需要の反動減が響き、上期の売上高は前年並みだが、4~6月だけでは前年同期比10%増収となる見込み。化粧品やヘルシアなど不振事業もあるが、ベビー用紙オムツが上期に同40%弱の高成長を継続。アジア事業も、中国やインドネシアで高成長が続き、計画比で10%ポイント以上の増収(現地通貨ベース)が続いていると指摘した。

★14:41 味の素-みずほが目標株価引き上げ 1Qは前年同期比58%の営業増益を予想
 味の素<2802.T>が反発。みずほ証券では、1Qは前年同期比58%の営業増益を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を3190円→3210円と引き上げた。
 今16.3期1Qの営業利益は、動物栄養の業績回復がけん引し、前年同期比58%増と伸長する見通し。コンシューマー食品の営業利益の全社構成比は、13.3期の72%から18.3期に79%まで高まる見込み。米国における日本食・アジア食の冷凍食品最大手ウィンザー社の買収や、味の素ゼネラルフーヅの完全子会社化は、将来的にコンシューマー食品の成長率を高める可能性があるとの見方を示した。

★14:43  インプレス-しっかり 次世代型出版メソッド「NextPublishing」による電子書籍と印刷書籍を販売開始
 インプレスホールディングス<9479.T>がしっかり。同社グループで電子出版事業を手がけるインプレスR&D(東京都千代田区)は7日、次世代型出版メソッド「NextPublishing」による電子書籍と印刷書籍を、「honto.jp」で、2015年7月より販売を開始したと発表した。
 あらかじめ発表していた丸善ジュンク堂書店、大日本印刷<7912.T>とのPOD流通の提携により実現。同時に7月16日まで、オープニングセールを開催するとしている。

★14:47  西武HD-みずほが目標株価引き上げ 地方に波及するインバウンド需要を取り込む
 西武ホールディングス<9024.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、プリンスホテルは地方に波及するインバウンド需要を取り込んでいると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2600円→3200円と引き上げた。
 業績予想を増額修正。現在、日本全国でみれば外国人観光客の受け入れは十分可能であるが、東京や大阪などの一部地域ではホテルの予約が困難となっており、インバウンド需要は地方に拡大しつつあると注目。同社の首都圏近郊やリゾートホテルの稼働率も上昇していると指摘。18.3期のRevPAR(販売可能1室あたり売上高)を15.3期比で16%増にする目標を会社は掲げているが、みずほでは16.3期RevPARは前期比15.2%増と予想。目標をおおむね達成できるとの見方を示した。


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