前場コメント No.10 長谷工、アドバンテスト、ゼネラルパッカー、大阪ガス、味の素など
★10：08 日東工器－下げ幅縮小 8月の月次販売実績が4.9％増
日東工器<6151.T>が下げ幅縮小。同社は2日10時、8月の月次販売実績が前年同月比4.9％増だったと発表した。主力の迅速液体継手が9.9％増と伸び業績をけん引した。
日東工器<6151.T>が下げ幅縮小。同社は2日10時、8月の月次販売実績が前年同月比4.9％増だったと発表した。主力の迅速液体継手が9.9％増と伸び業績をけん引した。
★10：12 長谷工－3日続落 自己資本を2000億円に積み増しへ 22年ぶり水準に
長谷工コーポレーション<1808.T>が3日続落。2日付「日経新聞」では、同社が2017年3月期末をメドに、15年3月期末で1438億円だった自己資本を2000億円程度に積み増す計画と報じた。2000億円台は、1995年3月期以来、22年ぶりとなる。財務に余裕を持たせてM&A（合併・買収）など成長投資に備えると報じられているものの、株価へのプラスの影響は限定されている。
長谷工コーポレーション<1808.T>が3日続落。2日付「日経新聞」では、同社が2017年3月期末をメドに、15年3月期末で1438億円だった自己資本を2000億円程度に積み増す計画と報じた。2000億円台は、1995年3月期以来、22年ぶりとなる。財務に余裕を持たせてM&A（合併・買収）など成長投資に備えると報じられているものの、株価へのプラスの影響は限定されている。
★10：15 日立－軟調 大型風力発電機の商業生産を開始へ 初の製造ラインを設置
日立製作所<6501.T>が軟調。2日付「日経新聞」では、同社が洋上風力発電用に開発した大型風力発電機の商業生産に乗り出すと報じた。
数十億円を投じ、16年3月までに埠頭工場（茨城県日立市）に年24～36基生産できる初の製造ラインを設ける。日本では現在陸上風力が主力だが、洋上風力も20年度までに運転開始予定の案件が合計16万キロワットあるとされている。普及を前に発電機の供給体制を整えるとの内容。ただし、報道に対する市場の反応は薄い。
日立製作所<6501.T>が軟調。2日付「日経新聞」では、同社が洋上風力発電用に開発した大型風力発電機の商業生産に乗り出すと報じた。
数十億円を投じ、16年3月までに埠頭工場（茨城県日立市）に年24～36基生産できる初の製造ラインを設ける。日本では現在陸上風力が主力だが、洋上風力も20年度までに運転開始予定の案件が合計16万キロワットあるとされている。普及を前に発電機の供給体制を整えるとの内容。ただし、報道に対する市場の反応は薄い。
★10：18 アドバンテスト－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 半導体テスタの受注が減速
アドバンテスト<6857.T>が3日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、半導体テスタの受注が減速していると判断。投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続、目標株価を1270円→890円と引き下げた。
「3」継続の理由は、目標株価が現行株価に対して13％程度の下落余地があり、また受注の減速傾向が強まっており、依然としてSPEセクター内でビハインドしているとの見方を継続しているため。2016年にはスマートフォン分野の増勢鈍化に伴うSoCテスタの落ち込みに加え、DRAMも供給過剰の顕在化により、メモリテスタの需要も冷え込む公算大と考えるとした。
アドバンテスト<6857.T>が3日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、半導体テスタの受注が減速していると判断。投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続、目標株価を1270円→890円と引き下げた。
「3」継続の理由は、目標株価が現行株価に対して13％程度の下落余地があり、また受注の減速傾向が強まっており、依然としてSPEセクター内でビハインドしているとの見方を継続しているため。2016年にはスマートフォン分野の増勢鈍化に伴うSoCテスタの落ち込みに加え、DRAMも供給過剰の顕在化により、メモリテスタの需要も冷え込む公算大と考えるとした。
★10：21 ゼネパッカー－大幅に3日続落 今期は20.9％営業減益見通し 機械受注減で
ゼネラルパッカー<6267.T>が大幅に3日続落。包装機の製造、販売を手掛ける同社は1日、16.7期通期の業績見通しを発表し、営業利益の予想を2.5億円（前期比20.9％減）になりそうだと発表した。
機械受注残高が前事業年度に比べて減少していることや大型案件の需要が不透明であることから、全体として売上高の減少を見込んでいるとした。
15.7期通期の営業利益は3.1億円（前の期比36.9％増）だった。設備投資需要の増加や海外市場の販路開拓により、汎用タイプの自動包装機の販売が大きく伸びた。
ゼネラルパッカー<6267.T>が大幅に3日続落。包装機の製造、販売を手掛ける同社は1日、16.7期通期の業績見通しを発表し、営業利益の予想を2.5億円（前期比20.9％減）になりそうだと発表した。
機械受注残高が前事業年度に比べて減少していることや大型案件の需要が不透明であることから、全体として売上高の減少を見込んでいるとした。
15.7期通期の営業利益は3.1億円（前の期比36.9％増）だった。設備投資需要の増加や海外市場の販路開拓により、汎用タイプの自動包装機の販売が大きく伸びた。
★10：22 大阪ガス－3日続落 タイ石油公社と合弁会社設立で大筋合意
大阪ガス<9532.T>が3日続落。2日付「日経新聞」では、同社がタイ石油公社（ＰＴＴ）と合弁会社を設立することで大筋合意したことが1日、明らかになったと報じた。現地の企業に省エネ技術を売り込むほか、ガスパイプラインなどの設備の設計を手がける。日系企業が多く進出するタイで顧客基盤を広げ、海外事業を強化するとされる。ただし、市場の反応は薄い。
大阪ガス<9532.T>が3日続落。2日付「日経新聞」では、同社がタイ石油公社（ＰＴＴ）と合弁会社を設立することで大筋合意したことが1日、明らかになったと報じた。現地の企業に省エネ技術を売り込むほか、ガスパイプラインなどの設備の設計を手がける。日系企業が多く進出するタイで顧客基盤を広げ、海外事業を強化するとされる。ただし、市場の反応は薄い。
★10：23 味の素－ＵＢＳが目標株価引き上げ 利益レベルが一段と上昇へ
味の素<2802.T>が反発。ＵＢＳ証券では、利益レベルが一段と上昇すると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3000円→3100円と引き上げた。
営業利益予想を15年度850億円→888億円（前期比+19％）、16年度を940億円→960億円へ上方修正。発酵原燃料安や新興国の通貨安が従来予想以上にプラスに寄与。本業では新たに子会社化したＡＧＦが、売上高好調で当初想定を大きく超える利益レベルに到達する見通し。今回の修正は実力というより外部環境によるところが大きいとしたものの、キャッシュフローの拡大→還元余力の高まりにもつながるとして、素直にポジティブと受け止めてよいとの見方を示した。
味の素<2802.T>が反発。ＵＢＳ証券では、利益レベルが一段と上昇すると想定。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3000円→3100円と引き上げた。
営業利益予想を15年度850億円→888億円（前期比+19％）、16年度を940億円→960億円へ上方修正。発酵原燃料安や新興国の通貨安が従来予想以上にプラスに寄与。本業では新たに子会社化したＡＧＦが、売上高好調で当初想定を大きく超える利益レベルに到達する見通し。今回の修正は実力というより外部環境によるところが大きいとしたものの、キャッシュフローの拡大→還元余力の高まりにもつながるとして、素直にポジティブと受け止めてよいとの見方を示した。
★10：26 シャープ－もみ合い 医療用システムを発売へ 患者の腸の音を解析し栄養
シャープ<6753.T>がもみ合い。2日付「日経新聞」では、同社が2017年をメドに、患者の腸の音を解析し流動食などを投与するタイミングを見極める医療用システムを発売すると報じた。患者の下腹部にセンサーを取り付け、無線で計測データを送る。同社は健康・介護分野を強化しており、3年以内に腸音センサーを含め約200億円の売上高を狙うと伝わっており、売り買いが交錯している。
シャープ<6753.T>がもみ合い。2日付「日経新聞」では、同社が2017年をメドに、患者の腸の音を解析し流動食などを投与するタイミングを見極める医療用システムを発売すると報じた。患者の下腹部にセンサーを取り付け、無線で計測データを送る。同社は健康・介護分野を強化しており、3年以内に腸音センサーを含め約200億円の売上高を狙うと伝わっており、売り買いが交錯している。
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