前場コメント No.7 トヨタ、ソニー、キリンＨＤ、積水化学、アドヴァンなど
★9：34 トヨタ－反発 2020年頃の実用化を目指した自動運転実験車を公開
トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反発。同社は10月6日の大引け後に、2020年頃の実用化を目指して開発中の自動運転実験車（Highway Teammate）を使い、首都高速道路での合流、車線維持、レーンチェンジ、分流を自動運転で行うデモ走行を実施したと発表した。
トヨタがこれまで取り組んできた自動運転の考え方を「Mobility Teammate Concept」と命名し、今後広く使用していくことも発表。「Mobility Teammate Concept」は、人とクルマが同じ目的で、ある時は見守り、ある時は助け合う、気持ちが通った仲間（パートナー）のような関係を築くトヨタ独自の自動運転の考え方とした。今回公開した「Highway Teammate」は、このコンセプトの具現化の第1弾。
トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反発。同社は10月6日の大引け後に、2020年頃の実用化を目指して開発中の自動運転実験車（Highway Teammate）を使い、首都高速道路での合流、車線維持、レーンチェンジ、分流を自動運転で行うデモ走行を実施したと発表した。
トヨタがこれまで取り組んできた自動運転の考え方を「Mobility Teammate Concept」と命名し、今後広く使用していくことも発表。「Mobility Teammate Concept」は、人とクルマが同じ目的で、ある時は見守り、ある時は助け合う、気持ちが通った仲間（パートナー）のような関係を築くトヨタ独自の自動運転の考え方とした。今回公開した「Highway Teammate」は、このコンセプトの具現化の第1弾。
★9：35 ソニー－バークレイズが目標株価引き下げ イメージセンサーの需給は良好
ソニー<6758.T>が6日続伸。バークレイズ証券では、イメージセンサーの需給は良好と判断。レーティング「オーバーウエイト」、トップピック推奨を継続した。目標株価は4400円→4100円と引き下げた。
2Q営業利益は851億円（前年同期は-856億円の営業赤字）を予想。前四半期（同969億円）比では減益となるが、1Qでは音楽事業で持ち分取得に伴う再評価益181億円が計上されており、この効果を除くと実質的には前四半期比で+63億円の増益。成長分野であるゲーム＆ネットワークサービスは1Q比+111億円、デバイスは1Q比+63億円の増益を見込んでいるとし、引き続き順調な業績推移となる見通し。
同社のイメージセンサーの生産能力は8月以降、従来の60千枚/月→68千枚/月へ増強されているが、大手スマートフォンメーカーの新機種向けに新たにフロント用センサーの供給を開始した可能性が高く、依然としてフル稼働が続いていると想定するとした。
ソニー<6758.T>が6日続伸。バークレイズ証券では、イメージセンサーの需給は良好と判断。レーティング「オーバーウエイト」、トップピック推奨を継続した。目標株価は4400円→4100円と引き下げた。
2Q営業利益は851億円（前年同期は-856億円の営業赤字）を予想。前四半期（同969億円）比では減益となるが、1Qでは音楽事業で持ち分取得に伴う再評価益181億円が計上されており、この効果を除くと実質的には前四半期比で+63億円の増益。成長分野であるゲーム＆ネットワークサービスは1Q比+111億円、デバイスは1Q比+63億円の増益を見込んでいるとし、引き続き順調な業績推移となる見通し。
同社のイメージセンサーの生産能力は8月以降、従来の60千枚/月→68千枚/月へ増強されているが、大手スマートフォンメーカーの新機種向けに新たにフロント用センサーの供給を開始した可能性が高く、依然としてフル稼働が続いていると想定するとした。
★9：36 キリンＨＤ－反発 マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツの不定胚誘導と発芽に成功
キリンホールディングス<2503.T>が反発。同社傘下のキリン（東京都中野区）は10月6日に、マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ種子胚からの不定胚誘導、およびこれら不定胚からの発芽に成功し、海岸防災林再生に役立つ、抵抗性系統での基本的な増殖技術を獲得したと発表した。
同社は東日本大震災の復興支援活動の一環として、森林総合研究所林木育種センター東北育種場が中核機関となって進めている農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「東北地方海岸林再生に向けたマツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ種苗生産の飛躍的向上」プロジェクトに、2014年4月から参画。研究成果は、10月29日に仙台市で開催される「東北育種場公開セミナー－復興の願いを込めよう、松原に 海岸防災林再生に向けた抵抗性クロマツの供給－」で報告するとした。
キリンホールディングス<2503.T>が反発。同社傘下のキリン（東京都中野区）は10月6日に、マツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ種子胚からの不定胚誘導、およびこれら不定胚からの発芽に成功し、海岸防災林再生に役立つ、抵抗性系統での基本的な増殖技術を獲得したと発表した。
同社は東日本大震災の復興支援活動の一環として、森林総合研究所林木育種センター東北育種場が中核機関となって進めている農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業「東北地方海岸林再生に向けたマツノザイセンチュウ抵抗性クロマツ種苗生産の飛躍的向上」プロジェクトに、2014年4月から参画。研究成果は、10月29日に仙台市で開催される「東北育種場公開セミナー－復興の願いを込めよう、松原に 海岸防災林再生に向けた抵抗性クロマツの供給－」で報告するとした。
★9：36 積水化学－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 高機能プラスチック成長が住宅不振を補う
積水化学<4204.T>が6日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、高機能プラスチックの成長が住宅の不振を補い、最高益更新を評価。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は2200円→1900円と引き下げた。
住宅事業の受注が伸び悩み株価評価も低迷しているが、住宅事業がキャッシュカウとなり高機能プラスチックスの成長がけん引する戦略への評価は変わらないとした。今16.3期以降も最高益更新が続くと予想されることから、業績伸長に伴い株価評価も高まると想定。来17.3期は中計目標値1000億円には未達となる見込みだが、高機能プラスチックスの成長により最高益更新が続くと予想するとした。
積水化学<4204.T>が6日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、高機能プラスチックの成長が住宅の不振を補い、最高益更新を評価。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は2200円→1900円と引き下げた。
住宅事業の受注が伸び悩み株価評価も低迷しているが、住宅事業がキャッシュカウとなり高機能プラスチックスの成長がけん引する戦略への評価は変わらないとした。今16.3期以降も最高益更新が続くと予想されることから、業績伸長に伴い株価評価も高まると想定。来17.3期は中計目標値1000億円には未達となる見込みだが、高機能プラスチックスの成長により最高益更新が続くと予想するとした。
★9：38 アドヴァン－大幅安 上期営業益37％増も修正並みで出尽くし売り
アドヴァン<7463.T>が大幅安。輸入建材商社の同社は6日、16.2期上期（3～8月）の連結営業利益が29.2億円（前年同期比37.3％増）だったと発表した。業務の改善と経営の効率化で収益性向上に努めた効果が出た。ただし4日に発表した上方修正通りの着地で、通期予想（47.0億円）は据え置かれたことから、材料出尽くしによる売りが出ている。
アドヴァン<7463.T>が大幅安。輸入建材商社の同社は6日、16.2期上期（3～8月）の連結営業利益が29.2億円（前年同期比37.3％増）だったと発表した。業務の改善と経営の効率化で収益性向上に努めた効果が出た。ただし4日に発表した上方修正通りの着地で、通期予想（47.0億円）は据え置かれたことから、材料出尽くしによる売りが出ている。
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