CNOOCの楊会長、今後の業績に自信を示す
中国最大のオフショア石油ガス事業者、CNOOC(00883)の楊華会長が今後の業績見通しに自信を示した。『サウスチャイナ・モーニングポスト』が19日伝えた。
同社長は今後数年間の投資について、海外事業に向ける割合を高くする意向を示しており、「ナイジェリアとメキシコ湾の3件の巨大プロジェクトは非常に有望だ」と述べた。またこの他にも海外で進行中のプロジェクトが多数あり、「成長が期待できる」としている。
CNOOCの2016年上半期の純損益は、同社が関わっているカナダのロングレイクにおけるオイルサンド事業で山火事が発生したことや原油価格の下落などが影響し、77億4000万元の純損失となった。ただ、アナリストのコンセンサス予想では、同年12月本決算での純損失は39億5000万元にとどまり、2017年は254億元程度の黒字になる見通しとなっている。
CNOOCの株価は日本時間午後2時4分現在、前日比2.40%安の9.76HKドルで推移している。
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