人民銀の公開市場操作、2週連続の供給超過

2017/09/22(金) 14:27
 中国人民銀行(中央銀行)は今週、公開市場操作(オペ)を通じて差し引き4500億元の資金を銀行間市場へ供給した。連日のリバースレポ(売り戻し条件付き債券購入)で計6600億元を供給し、週内に計2100億元のリバースレポが償還期限を迎えた。供給超過は2週連続で、規模は前週の2600億元から大幅に増えた。月初来では差し引き1900億元を供給している。  人民銀は20日から3日連続で償還額と同額のリバースレポを実施し、資金の出入りをゼロにした。『中国証券報』によると、市場関係は、資金需給の引き締まりの緩和を受けて人民銀がオペによる流動性調節を中立に戻したと受け止めている。今後は財政支出が続々と実施される時期に入ることから、四半期末も資金ひっ迫のおそれはないとみられる。
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