チャイナ・モバイル、17年1-9月期決算は5%増益

2017/10/23(月) 07:33
 チャイナ・モバイル(00941)が20日大引け後発表した2017年1-9月期決算は、純利益が前年同期比4.6%増の921億元だった。第4世代(4G)業務や有線ブロードバンド、企業顧客市場で需要が拡大し、新事業が成長。一方でコスト削減と経営効率の向上に努め、増益を確保した。EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は5.5%増の2113億元だった。  売上高は同4.9%増の5695億元。うち通信サービス売上高は7.1%増の5153億元、製品販売・その他売上高は11.8%減の542億元だった。2017年9月末時点の携帯通信サービス加入総数は約8億7800万件で、加入者1件当たり平均月間収入(ARPU)は前年同期比0.8%増の60.5元。4Gサービス加入総数は6億2200万件で、1-9月に8672万件の純増だった。データ通信事業は急成長が続き、携帯端末のデータ通信量は前年同期比で113%増えた。携帯端末の加入者1件当たり月間平均データ通信量(DOU)は1.2ギガバイト(GB)で、4G加入者のDOUは1.5GBを超えた。半面、音声通信業務はネット回線を通じてメッセージや通話サービスなどを提供するOTT(オーバーザトップ)事業者が伸長したあおりを受け、総通話時間が7.1%短縮した。  チャイナ・モバイルの20日終値は前日比1.28%高の79.30HKドル。
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