香港寄り付き:反発スタート、買い戻しが優勢

2018/06/20(水) 10:42
 20日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、やや上げ幅を広げている。米中貿易摩擦のエスカレート懸念が意識される一方、前日に4カ月ぶりの安値圏まで下落しているだけに、自律反発を狙った買いが入りやすい環境。指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.21%高の29530.76ポイントで推移している。  個別では、中国石油メジャーのシノペック(00386)の上昇が目立つほか、台湾系食品メーカーの中国旺旺(00151)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)、医薬品メーカーの石薬集団(01093)が買われている。半面、豚肉生産大手の万洲国際(00288)が安い。銀行株の中銀香港(02388)や中国工商銀行(01398)、通信キャリア大手のチャイナ・ユニコム(00762)などが軟調に推移している。
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