ユーロドル戻り鈍い、QE縮小ペース緩慢との見方やドル高が重し

2017/07/26(水) 04:57
 ユーロドルは1.16ドル半ばで戻りが鈍い。トランプ米大統領の「EU(欧州連合)は米国に対して非常に保護主義的」との発言で、欧州当局が為替のユーロ安誘導をしにくくなったとの見方や、景況の底堅さを背景としたECBの債券買い入れ終了に関する思惑から、一時1.1712ドルと、2015年8月高値1.1714ドルに迫る場面もあった。  しかしノボトニー・オーストリア中銀総裁が「債券購入終了に関するタイムテーブルを設定する必要はない」と発言するなど、緩和縮小は極めて緩慢なペースで行うべきとの見解もある。米指標の好結果を受けたドル高もあって、ユーロドルは上昇幅を縮小した。  一方、ユーロ円は130円前半と比較的底堅い。112円回復をうかがうドル円の円安地合いが、ユーロ円ほかクロス円の支えになっている。
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