LDNFIX=ドル円は107円前半で堅調、NZドルは上値が重い

2018/04/20(金) 00:07
 ロンドン・フィックスにかけては、ドル円は小幅な動きに終始した。日米首脳会談を終えた後も、米国から対日貿易赤字に対して特別に新味のある発言が無かったことで、ドル円は107円前半で堅調な動きになった。また10年債利回りが先月下旬以来の2.9%台まで上昇したこともドル円の買い支え要因となった。  欧州通貨はまちまちな動きになった。ポンドは英3月小売売上高(自動車燃料含む・前月比)が-1.2%と、市場予想-0.5%を下回り、3日続けて市場予想より弱い英国の経済指標となったことで対ドルでは1.4161ドルまで下落した。しかし武田薬品工業がアイルランド製薬会社シャイアーに買収を打診したと伝わったことと、利食いのポンド買いも入ったことで対ドルでは1.4246ドルまで上昇した。ユーロドルはロンドン朝方に欧州輸出企業のユーロ買いで1.2400ドルまで上昇したが、その後は1.23ドル後半でもみ合いになった。ユーロ/スイスフラン(CHF)は2015年1月以来の1.2002CHFまで上昇した。  昨日、カナダ銀行(BOC)は政策金利発表後にインフレ目標を維持するために引き続き緩和的なスタンスを必要とするという声明が流れ、加ドルは売られたが、本日は対ドルでは1.26加ドルを中心に方向感が無く動いた。  本日発表されたNZの第1四半期のCPIが市場予想通りの+1.1%だったものの、RBNZの目標レンジである1-3%の下限付近に鈍化したことで売られたNZドルは、対ドルでは0.7294ドルまで、対円でも78.30円まで下落した。一方豪ドルは対NZドルで買いがでていることで、豪ドル/ドルは0.77ドル後半で底堅く、豪ドル円は83円半ばでもみ合いになった。
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