ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値が重い

2018/07/20(金) 00:09
 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。24時時点では112.88円と22時時点(113.08円)と比べて20銭程度のドル安水準だった。  7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数や米新規失業保険申請件数が強かったことで21時30分過ぎに113.17円と1月9日以来の高値を付けたが、一巡すると伸び悩んだ。ダウ平均の140ドル超安や米10年債利回りの低下とともに112.83円まで失速した。  ユーロドルは買い戻された。24時時点では1.1613ドルと22時時点(1.1586ドル)と比べて0.0027ドル程度のユーロ高水準だった。  良好な米経済指標を受けて21時30分過ぎに1.1575ドルと6月29日以来の安値を付けたが、米長期金利が低下するとショートカバーが優位に。一時1.1622ドルまで持ち直した。  ユーロ円は24時時点では131.09円と22時時点(131.02円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ドル相場となったことで131.10円前後で方向感のない取引が続いた。  なお、ランド円は8.36円まで下落した。南アフリカ準備銀行(中央銀行、SARB)が6.50%の政策金利据え置きとともに発表した声明で、「2018年GDP見通しを1.7%から1.2%に下方修正」「MPCのスタンスは緩和的」などと伝わりランド売りが進んだ。
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