ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、一時108.92円
【訂正:ユーロドル概況の一部を訂正しました。】
6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一時108.92円まで上昇した。24時時点では108.84円と22時時点(108.57円)と比べて27銭程度のドル高水準。米労働省が発表した11月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比26万6000人増と予想の前月比18万人増を上回ったことが分かると全般ドル買いが先行。失業率が3.5%と予想の3.6%より強い内容となったこともドルの支援材料となった。なお、平均時給は前月比では0.2%上昇と予想の0.3%上昇を下回った一方、前年比では3.1%上昇と予想の3.0%上昇を上回っている。
ユーロドルは軟調。24時時点では1.1056ドルと22時時点(1.1090ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米雇用統計を受けてユーロ売り・ドル買いが優勢になると一時1.1053ドルと日通し安値を更新した。
ユーロ円は頭が重い。24時時点では120.34円と22時時点(120.40円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇につれた買いが入り一時120.68円付近まで上げたものの、ユーロドルが下落するとユーロ円にも売りが集まり120.31円と日通し安値を更新した。
カナダドルは軟調。カナダ統計局が発表した11月のカナダ雇用統計で、新規雇用者数が7万1200人減と予想の1万人程度増に反して減少したことが分かると全般カナダドル売りが先行。失業率が5.9%と予想の5.5%より弱い内容となったことも嫌気された。米ドルカナダドルは一時1.3259カナダドル、ユーロカナダドルは1.4688カナダドル、カナダドル円は82.05円までカナダドル安に振れた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:108.53円 - 108.92円
ユーロドル:1.1053ドル - 1.1110ドル
ユーロ円:120.30円 - 120.80円
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