ニューヨーク外国為替市場概況・4時　ドル円、下げ渋り

　1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。4時時点では107.60円と2時時点（107.57円）と比べて3銭程度のドル高水準だった。豪ドル円やカナダドル円が高値圏で底堅く推移し、ドル円の下値も支えられた。豪ドル円は73.19円、カナダドル円が79.28円まで上値を伸ばしている。 　なおトランプ米大統領は1日、黒人暴行死をきっかけとした全米各地で激化する抗議活動に対し、「各州知事は、より強硬な姿勢で臨むべき」との考えを示した。 　ユーロドルは小じっかり。4時時点では1.1132ドルと2時時点（1.1125ドル）と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ポンドドルが1.2497ドルまで日通し高値を更新する中、1.1130ドル台でつれ高となった。もっとも、ユーロポンドの売りも断続的に出ていたことで上値も限定的に。ユーロポンドは0.8909ポンドまで下値を広げた。 　ユーロ円はじり高。4時時点では119.79円と2時時点（119.73円）と比べて6銭程度のユーロ高水準。堅調な米株を眺めながら、119.81円付近までユーロ高・円安に傾いた。 本日これまでの参考レンジ ドル円：107.39円　-　107.86円 ユーロドル：1.1094ドル　-　1.1154ドル ユーロ円：119.43円　-　119.98円