ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ポンド、買い戻し

　30日のニューヨーク外国為替市場でポンドは買い戻しが目立つ展開。足もとで相場下落が続いたあとだけにポンドを買い戻す動きが出たようだ。ユーロポンドは一時0.9079ポンド、ポンドドルは1.2366ドル、ポンド円は133.41円までポンド高に振れた。市場では「月末・期末を迎えたロンドン16時（日本時間24時）のフィキシングに絡んだポンド買いのフローが観測された」との指摘もあった。 　ドル円は底堅い動き。24時時点では107.86円と22時時点（107.72円）と比べて14銭程度のドル高水準だった。22時30分過ぎに一時107.52円と日通し安値を付けたものの、6月米消費者信頼感指数が98.1と予想の91.1を上回ったことが分かると買い戻しが優勢に。前日の高値107.88円を上抜けて一時107.94円と日通し高値を付けた。ロンドン・フィキシングに絡んだ円売り・ドル買いも観測された。 　ユーロドルはじり高。24時時点では1.1232ドルと22時時点（1.1209ドル）と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の上昇につれたユーロ買い・ドル売りが出た。 　ユーロ円は24時時点では121.15円と22時時点（120.75円）と比べて40銭程度のユーロ高水準だった。米国株の持ち直しやドル円の上昇につれた買いが入り、一時121.25円と本日高値を付けた。 本日これまでの参考レンジ ドル円：107.52円　-　107.94円 ユーロドル：1.1191ドル　-　1.1252ドル ユーロ円：120.59円　-　121.25円