東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き
6日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では107.54円とニューヨーク市場の終値(107.51円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。週末に目立ったニュースが伝わらなかったこともあり、早朝のオセアニア市場での動意は薄く、107.50円前後でのもみ合いとなっている。なお、オーダーとしては、上サイドに先週同様、108.50円まで断続的に売りが観測されている。一方、107.00円にかけても買いが目立つこともあり、レンジを決め込む向きは多いという。
ユーロドルも小動き。8時時点では1.1245ドルとニューヨーク市場の終値(1.1248ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。週末にスペイン・カタルーニャ州の一部地域でロックダウンが宣言されたが、今のところ影響は見られていない。
「ベイリー英中銀(BOE)総裁は銀行に対してマイナス金利に備えるよう警告」との英紙報道を受けてポンドドルは朝方に1.2458ドルまで下げる場面があった。一巡後は下げ渋っているが、欧州勢参入後に蒸し返されるかどうかには警戒したいところ。
ユーロ円は8時時点では120.93円とニューヨーク市場の終値(120.95円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:107.46円 - 107.57円
ユーロドル:1.1241ドル - 1.1249ドル
ユーロ円:120.78円 - 120.98円
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