欧州外国為替市場概況・20時 ユーロ円、軟調

2020/09/21(月) 20:10
 21日欧州外国為替市場でユーロ円は軟調。20時時点では122.64円と17時時点(123.29円)と比べて65程度のユーロ安水準だった。下げ幅を拡大した欧州株や時間外のダウ先物を受けて、リスクオフの円買いが強まった。目先の支持水準とみられていた日足一目均衡表・雲の下限123.04円を下回り、122円台に突入すると下げ足を速めた。20時過ぎには122.56円まで売られ、7月21日以来の安値を更新した。  また、リスクに敏感なオセアニアや新興国通貨も売りが強まった。豪ドル円は75.54円、NZドル円が69.78円までオセアニア通貨安・円高が進んだ。南ア・ランド円が6.24円、メキシコペソ円は4.85円まで売り込まれ、トルコリラ円が13.67円と本日も過去最安値を更新した。  ユーロドルも下値を広げた。20時時点では1.1787ドルと17時時点(1.1833ドル)と比べて0.0046ドル程度のユーロ安水準だった。独DAXは3.3%超安と下げ幅を拡大するなど、欧州株全般への売り圧力は止まず。リスクオフのドル買いにも押され、ユーロドルは1.1776ドルまで日通し安値を更新した。  ドル円は上値が重いまま。20時時点では104.04円と17時時点(104.19円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。時間外のダウ先物が一時650ドル安程度まで売られる流れを眺めながら、17時30分頃には節目となる104.00円までドル安・円高が進行。もっとも同水準に観測される厚めの買いをこなすことができず、その後は104.20円台まで下値を切り上げる場面があった。しかしながらクロス円全般に軟調ななか、ドル円も買い戻し一巡後は再び弱含んでいる。 本日これまでの参考レンジ ドル円:104.00円 - 104.58円 ユーロドル:1.1776ドル - 1.1872ドル ユーロ円:122.56円 - 123.94円
関連ニュース
為替の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,405.66 +470.90
TOPIX 2,743.17 +56.69
グロース250 647.40 +2.79
NYダウ 38,386.09 +146.43
ナスダック総合 15,983.08 +55.18
ドル/円 156.94 +0.60
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ