ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、軟調
27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。2時時点では109.62円と24時時点(109.80円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。米株売り・長期債買いのリスク回避ムードの高まりを受け、円買い・ドル売りが進んだ。109.65円に位置する90日移動平均線を割り込んで109.59円まで下値を広げた。
ユーロ円は上値が重い。2時時点では129.75円と24時時点(129.84円)と比べて9銭程度のユーロ安水準。欧米株が全面安となるなかリスク回避の円買いが意識され、一時129.64円付近まで下押しした。
他クロス円も、カナダドル円は87.08円、豪ドル円が80.64円まで他通貨安・円高が進んだ。大幅続落の中国・香港株が重しとなり、オフショア人民元(CNH)円は約3カ月ぶりの安値となる16.79円まで売りが強まった。
ユーロドルは強含み。2時時点では1.1836ドルと24時時点(1.1825ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ロンドンフィキシングにかけて見られたドル売りが継続され、1.1837ドルまでユーロ高・ドル安が進行。ユーロ円の下げに上値を抑えられるも、1.1830ドル割れでは下げ渋った。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:109.59円 - 110.40円
ユーロドル:1.1770ドル - 1.1837ドル
ユーロ円:129.55円 - 130.32円
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