ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、売り優勢

2022/05/25(水) 00:06
 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は売り優勢。24時時点では126.51円と22時時点(127.23円)と比べて72銭程度のドル安水準だった。米国株式相場がハイテク株を中心に軟調推移となったことで、リスク回避目的の売りが先行した。また、この日発表された米経済指標が軒並み市場予想より弱い結果となったことで、米10年債利回りは2.82%台から2.71%台まで急低下。株安と米長期金利低下を手掛かりにした売りが強まり、一時126.36円と4月18日以来の安値を更新した。  ユーロドルは底堅い。24時時点では1.0726ドルと22時時点(1.0707ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下を背景にしたドル売りが進み、一時1.0747ドルと4月25日以来の高値を更新した。リスクオフの流れから対ドルでも伸び悩む通貨が多いなか、欧州中央銀行(ECB)の早期利上げ期待もあり、ユーロの相対的な底堅さが目立っている。  なお、カザークス・ラトビア中銀総裁は「ECBは50bpの利上げを排除すべきではない」「ECBは7月と9月、10-12月期にも1回の利上げを行うと予想」などの見解を示した。  ユーロ円は軟調。24時時点では135.71円と22時時点(136.23円)と比べて52銭程度のユーロ安水準だった。株安を受けて円が全面高となるなか、一時135.55円まで下押しした。 本日これまでの参考レンジ ドル円:126.36円 - 128.08円 ユーロドル:1.0661ドル - 1.0747ドル ユーロ円:135.55円 - 136.79円
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