後場コメント No.5  WOWOW、中国塗、ダイセル、有機薬、兼松エレク、プリマハム

2020/07/31(金) 15:05
★13:51  WOWOW-後場急伸 1Q営業益65%増 延期・中止による番組費減少が寄与
 WOWOW<4839.T>が後場急伸。同社は31日13時30分、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は42.6億円(前年同期比64.9%増)だったと発表した。

 累計賞味加入件数の減少によって放送料収入は減少した一方で、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うスポーツ・音楽ライブ番組の延期・中止によって番組費が減少し、大幅な増益となった。

★13:51  中国塗料-一時ストップ高 通期営業益予想はレンジ上限見込む 1Qは5.6倍
 中国塗料<4617.T>が一時ストップ高。同社は31日13時30分、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の30.0~50.0億円のレンジから50.0億円(前期比42.9%増)にすると発表した。

 原材料をはじめとする各種コストの低減や商品構成の改善などにより採算性の向上が順調に進んでいることから、前回予想のレンジ上限としている。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は16.1億円(前年同期比5.6倍)だった。

★13:51  中国塗料-一時ストップ高 600万株・52億円上限に自社株買い 割合は10.3%
 中国塗料<4617.T>が一時ストップ高。同社は31日13時30分、600万株・52億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は8月3日~2021年7月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は10.3%となる。

★14:01  ダイセル-後場下げ幅拡大 1Q営業益66%減 セイフティ事業の赤字響く
 ダイセル<4202.T>が後場下げ幅拡大。同社は31日13時30分に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は30.9億円(前年同期比66.3%減)だった。セイフティ事業が、販売数量減少による稼働率低下などもあり、赤字となった。また、メディカル・ヘルスケア事業やスマート事業が減益となったことも響いた。

 また、従来未定としていた21.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を50.0億円(前期比41.0%減)にすると発表した。なお、通期業績予想については従来予想を据え置いている。

 併せて、未定としていた21.3期の中間配当予想を16円(前期は16円)、期末配当予想を16円(前期は18円)にすることも発表した。年間配当は32円(前期は34円)となる。

★14:01  有機合成薬品工業-後場急落 1Q赤字転落 粗利率の低下が影響
 有機合成薬品工業<4531.T>が後場急落。同社は31日13時、21.3期1Q(4-6月)の営業損益は2000万円の赤字(前年同期は2400億円の黒字)だったと発表した。景況感の悪化によって化学工業市場の環境が厳しいなか、製品の販売構成に伴う粗利率の減少などが影響した。

★14:01  兼松エレク-後場下げ幅拡大 上期営業利益2%減見込む 商談遅れを想定
 兼松エレクトロニクス<8096.T>が後場下げ幅拡大。同社は31日13時、従来未定としていた21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は50億円(前年同期比2.4%減)、中間配当予想は65円(前年同期は65円)と発表した。

 企業のIT投資需要は引き続き旺盛であるものの、営業活動の制限により商談スピードの低下を想定している。

21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は8億円(前年同期比9.5%増)だった。新型コロナウイルス感染症の影響が限定的であったことに加え、前期から進めていた案件が計上されたことなどが寄与した。セグメント別では、システム事業において製造業・金融業向けのストレージ関連が堅調だった。

★14:09  プリマハム-後場プラス転換 1Q営業益58%増 巣ごもり需要が寄与
 プリマハム<2281.T>が後場プラス転換。同社は31日14時、21.3期通期の連結営業利益が55.8億円(前年同期比58.0%増)だったと発表した。巣ごもり需要により食肉事業のセグメント利益が9.7億円(前年同期比3.8倍)と好調だったことが寄与した。


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