後場コメント No.7 MTI、日本ビューホテル、クリムゾン、シーイーシー、ラクーンなど

2017/03/09(木) 15:00
★14:17  エムティーアイ-続伸 『ライフレンジャー』の「避難所マップ」に新機能を追加
 エムティーアイ<9438.T>が続伸。同社は3月9日13時に、天気から交通情報までまとめて確認できる生活情報サイト『ライフレンジャー』において、「避難所マップ」に安否確認や自宅までのルート検索など、被災時に必要となる情報を一度で確認できる機能を追加すると発表した。
 東日本大震災から6年を迎えるにあたり、同社では、地震に遭い帰宅困難を経験した人を対象に、自宅へ帰るために必要だった情報についてアンケートを実施。アンケート結果から「避難所マップ」に震災時に本当に必要となる情報を確認できる新たな機能を追加。各鉄道会社の運行情報一覧がリアルタイムで確認できる機能などを付けたとしている。

★14:18  日本ビューホテル-もみ合い 3Q累計最終赤字転落 ホテル事業の減損損失計上で
 日本ビューホテル<6097.T>がもみ合い。同社は9日14時に、17.4期の3Q累計(5-1月)の純損益は16.1億円の赤字(前年同期比は6.7億円の黒字)だったと発表した。
 ホテル事業において、高崎ビューホテルの営業を17年12月末を以て終了することとし、減損損失として6億2000万円を特別損失に計上したこと、また、秋田ビューホテルの借地権などについて減損の兆候が見られたことから、減損損失として19億3000万円を特別損失に計上したことが響く。なお、通期の会社計画17.0億円の赤字(前期は7.1億円の黒字)は据え置いた。

★14:21  トライステージ-続伸 子会社が香港で日本の職人による工芸作品の販売を開始
 トライステージ<2178.T>が続伸。同社は3月9日午後、子会社である日本百貨店が、香港の大型ショッピングモール「K11(ケーイレブン)」において、日本の職人による工芸作品の販売を開始したと発表した。
 日本百貨店は、“ニッポンのモノづくりとスグレモノ”をテーマに、自社で目利きした日本各地の特産品、名産品を発掘・販売する会社。出展作品は江戸切子の「堀口切子」や漆塗りの器「百式」など、日本の伝統技術を活かした品をはじめとした6種類で、来場者はアートとして楽しみながら、作品を購入することができる。

★14:23  クリムゾン-底堅い 前期最終益を下方修正も悪材料出尽くしで
 クリムゾン<2776.T>が底堅い。同社は8日、17.1期通期の最終損益予想を従来の1.0億円の赤字から1.3億円の赤字(前の期は2.6億円の赤字)へと引き下げると発表した。
 為替変動で外貨建債務について為替差損が発生したほか、建物・器具備品などで減損損失を計上した。しかし株価は、悪材料出尽くしで底堅い推移を見せている。

★14:26  シーイーシー-反発 ソフトウェア開発を統合管理する品質マネジメントプラットフォーム提供開始
 シーイーシー<9692.T>が反発。同社は9日に、開発プロセス全体の品質、進捗、成果物を統合管理する品質マネジメントプラットフォーム「CS Qompass(シーエス コンパス)」を3月より提供開始すると発表した。
 「CS Qompass」は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が定めるプロセス品質・プロダクト品質の評価基準をベースに、組み込みソフトウェア開発における品質指標とプロジェクト管理に必要な開発工程のテンプレートを標準装備したオールインワンの品質管理プラットフォームという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★14:33  NEC-5日ぶり反発 傘下が会話解析ソフトの導入支援サービスを開始
 日本電気<6701.T>が5日ぶり反発。9日付の日経産業新聞で、同社グループのキューアンドエー(渋谷区)がNECのコールセンター向け会話解析ソフトの導入支援サービスを始めると報じられた。
 主に100~500席の大規模コールセンターを対象に、初年度5~6件の販売を目指すという。導入支援するのは「NEC会話解析V2.0」とされ、オペレーターと顧客の会話音声を人工知能(AI)で解析し、怒りの感情を検出できるとされる。これにより、窓口サービス品質の定量化、改善などが可能になるとしている。業績拡大への貢献が期待され、買いが入っている。

★14:42  ラクーン-反発 BtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid」を「坂ノ途中」に導入
 ラクーン<3031.T>が反発。同社は3月9日11時に、BtoB掛売り・請求書決済代行サービス「Paid(ペイド)」について、新規就農者の支援プラットフォームを目指す、坂ノ途中(京都市)にサービス提供すると発表した。
 今回Paidが導入されるのは、飲食店や小売店などの事業者への販売に対してで、坂ノ途中ではこれまで、決済方法として代引きと自社で掛売りに対応していましたが、取引先が拡大するにつれて決済周りの業務も増え、対応の負担が大きくなっていたとしている。


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