前場コメント No.1 田岡化学、日本郵政、かんぽ生命、東海カーボン、ガンホーなど

2019/11/15(金) 11:30
★9:00  田岡化学-買い気配 いちよしが新規「A」 スマホのレンズ用と自動車の駆動モーター用に注目
 田岡化学工業<4113.T>が買い気配。いちよし経済研究所では、スマホのレンズ用と自動車の駆動モーター用材料に注目。レーティング「A」、フェアバリュー12500円として、カバレッジを開始した。
 スマホのレンズ用材料、EV・ハイブリッド車の駆動モーター用材料をけん引役として、同社の営業利益は中長期的に年率15~20%のペースで伸びていくと見込まれる。中長期成長性を評価。
 今20.3期上期(4~9月)はレンズ用材料において先端製品の生産を開始したことで一時的な生産性低下が生じたほか、春先に抜本的な設備定修をしたため、前年同期比33%営業減益となった。ただし、定修影響の一巡のほか、レンズ用材料の売り上げが拡大基調となるため、下期(10~3月)の営業利益は前年同期比37%増と大幅増になる見通し。

★9:00  日本郵政-4日ぶり反発 上期最終益6%増  日本郵便やかんぽ生命の増益が寄与
 日本郵政<6178.T>が4日ぶり反発。同社は14日に、20.3期上期(4-9月)の連結純利益は2366億円(前年同期比5.8%増)だったと発表した。通期の会社計画4200億円に対する進ちょくは56.3%。
 日本郵便が、郵便・物流事業がコストコントロールの取り組みなどにより営業費用が減少し黒字転換となったことなどで、増益となった。またかんぽ生命が、キャピタル損失に対応した価格変動準備金の戻し入れを行ったことなどにより、増益となったことも寄与した。

★9:00  みずほ-3日続落 上期純利益20%減 資金利益や株式等関係損益が減少
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が3日続落。同社は14日に、20.3期上期(4-9月)の連結純利益は2877億円(前年同期比19.9%減)だったと発表した。
 資金利益が前年同期316億円減少したことが影響した。前年同期に計上した貸倒引当金戻入益がなくなったことに加え、株式等関係損益が1026億円減少したことも響いた。

★9:00  かんぽ生命-続伸 通期最終益を上方修正 上期は11%増で着地
 かんぽ生命保険<7181.T>が続伸。同社は14日に、20.3期通期の連結純利益予想を従来の930億円から1340億円(前期比11.2%増)に引き上げると発表した。上期決算の結果を踏まえた。
 20.3期上期(4-9月)の連結純利益は763億円(前年同期比11.0%増)だった。キャピタル損益に対応した価格変動準備金の戻り入れや契約者配当準備金繰入額の減少が寄与した。

★9:00  東海カーボン-3日続落 電極数量大幅削減+価格下落加速 「売り」へ引き下げ
 東海カーボン<5301.T>が3日続落。シティグループ証券では、電極数量大幅削減+価格下落加速と想定。投資評価を「2H(中立/高リスク)」→「3H(売り/高リスク)」、目標株価は1100円→900円と引き下げた。
 Q3決算を受け、業績予想を大幅に下方修正。黒鉛電極の数量前提を下方修正したほか、黒鉛電極の需要動向、ニードルコークスの価格動向を勘案し、価格前提も下方修正。
バリュエーションは不変としたが、業績を見直したことにより、ターゲットプライスを引き下げ。足元の株価は黒鉛電極のさらなる減益を十分に織り込んでいないと判断するとした。

★9:01  ガンホー-底堅い 3Q累計営業益48%増 「パズドラ」のMAUが引き続き堅調
 ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が底堅い。同社は14日に、19.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は255億円(前年同期比47.7%増)だったと発表した。
 9月25日からは「パズドラ」において新要素であるストーリーダンジョンを実装しており、MAU(Monthly Active User)は引き続き堅調に推移している。また、6月5日より国内サービスを開始した「ラグナロクマスターズ」のMAUが、ゲーム内イベントの開催やテレビCMを実施したことにより、好調に推移していることも寄与した。


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