前場コメント No.4 ラクス、カネカ、ラクーンＨＤ、ＪＲ東日本、ツルハＨＤ、デンソーなど
★9:05 ラクス－底堅い クラウド型勤怠管理システム開発着手
ラクス<3923.T>が底堅い。同社は5日に、中小企業の勤怠管理業務を効率化するクラウド型勤怠管理システムの開発に着手したと発表した。
このサービスは、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」の開発・提供で培ったノウハウを活用し、「IT技術で中小企業を強くします」というミッションのもと、これまでなかった労働生産性の向上を支援するクラウド型勤怠管理サービスの開発を目指すとしている。
ラクス<3923.T>が底堅い。同社は5日に、中小企業の勤怠管理業務を効率化するクラウド型勤怠管理システムの開発に着手したと発表した。
このサービスは、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」の開発・提供で培ったノウハウを活用し、「IT技術で中小企業を強くします」というミッションのもと、これまでなかった労働生産性の向上を支援するクラウド型勤怠管理サービスの開発を目指すとしている。
★9:05 カネカ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ モディファイヤーの販売回復が短期的な焦点
カネカ<4118.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、モディファイヤーの販売回復が短期的な焦点として、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3250円→4000円と引き上げた。
Material Solutions Unitの事業収益は大きく悪化している。今20.3期Q2（7～9月期）の同事業の営業利益は前年同期比27.4％減の46億円となり、営業利益率は7.7％（前年同期は10.3％）に低下した。同社が強みを有するモディファイヤー（主に建築向け）の販売数量の減少が主因。三菱ＵＦＪＭＳ予想は今20.3期以降のモディファイヤーの販売見通しを従来比2～3％下方修正。同社は今後、グローバルの営業体制を強化し、拡販を計画するが、短期的な数量増が実現するか、不透明感が強いとした。
カネカ<4118.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、モディファイヤーの販売回復が短期的な焦点として、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は3250円→4000円と引き上げた。
Material Solutions Unitの事業収益は大きく悪化している。今20.3期Q2（7～9月期）の同事業の営業利益は前年同期比27.4％減の46億円となり、営業利益率は7.7％（前年同期は10.3％）に低下した。同社が強みを有するモディファイヤー（主に建築向け）の販売数量の減少が主因。三菱ＵＦＪＭＳ予想は今20.3期以降のモディファイヤーの販売見通しを従来比2～3％下方修正。同社は今後、グローバルの営業体制を強化し、拡販を計画するが、短期的な数量増が実現するか、不透明感が強いとした。
★9:05 ラクーンＨＤ－買い気配 上期営業益35％増 スーパーデリバリーが堅調
ラクーンホールディングス<3031.T>が買い気配。同社は5日、20.4期上期（5-10月）の連結営業利益が3.7億円（前年同期比34.8％増）だったと発表した。通期の会社計画6.7億円に対する進ちょくは54.5％。
EC事業の主力事業である「スーパーデリバリー」が堅調に推移し、セグメント利益が同16.9％増となったことが寄与した。フィナンシャル事業も好調だった。
ラクーンホールディングス<3031.T>が買い気配。同社は5日、20.4期上期（5-10月）の連結営業利益が3.7億円（前年同期比34.8％増）だったと発表した。通期の会社計画6.7億円に対する進ちょくは54.5％。
EC事業の主力事業である「スーパーデリバリー」が堅調に推移し、セグメント利益が同16.9％増となったことが寄与した。フィナンシャル事業も好調だった。
★9:06 ＪＲ東日本－三菱ＵＦＪＭＳが新規「Neutral」 21.3期は業績拡大に向けた端境期
ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来21.3期は業績拡大に向けた端境期と判断。投資判断「Neutral」、目標株価11800円として、カバレッジを開始した。
竹芝や横浜、川崎などの複合ビルの開業などによる22.3期にかけての緩やかな業績拡大を想定しているとし、来21.3期はその端境期と位置付けるとした。東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う需要増もあるが、1998年の長野オリンピック時のような出控えによる需要減も想定され、来21.3期の単体運輸収入は小幅増にとどまると予想。
ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来21.3期は業績拡大に向けた端境期と判断。投資判断「Neutral」、目標株価11800円として、カバレッジを開始した。
竹芝や横浜、川崎などの複合ビルの開業などによる22.3期にかけての緩やかな業績拡大を想定しているとし、来21.3期はその端境期と位置付けるとした。東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う需要増もあるが、1998年の長野オリンピック時のような出控えによる需要減も想定され、来21.3期の単体運輸収入は小幅増にとどまると予想。
★9:07 ツルハＨＤ－野村が目標株価引き上げ 11月売上を踏まえ業績予想を上方修正
ツルハホールディングス<3391.T>が続落。野村証券では、11月売上を踏まえ野村業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続した。目標株価は13500円→15100円と引き上げた。
今後、PBと調剤による業績成長が期待されるうえ、業界で再編機運が高まりつつあり、新たなM&A案件の獲得による中長期的な成長も視野に入ってくるとみている。
上期の連結営業利益は前年同期比26％増の260億円と推定 11月29日に発表された月次売上によれば、11月度（15日しめ）の既存店売上は前年同月比5％減と、前回（14年）の消費増税時と比べて増税後の反動減は軽微に留まった点に注目。これは前回の教訓から無駄な販促を抑制したうえ、調剤や生鮮の導入、豊富な決済サービスの提供といった品揃えとサービスの強化が奏功したことが背景と見ている。
ツルハホールディングス<3391.T>が続落。野村証券では、11月売上を踏まえ野村業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続した。目標株価は13500円→15100円と引き上げた。
今後、PBと調剤による業績成長が期待されるうえ、業界で再編機運が高まりつつあり、新たなM&A案件の獲得による中長期的な成長も視野に入ってくるとみている。
上期の連結営業利益は前年同期比26％増の260億円と推定 11月29日に発表された月次売上によれば、11月度（15日しめ）の既存店売上は前年同月比5％減と、前回（14年）の消費増税時と比べて増税後の反動減は軽微に留まった点に注目。これは前回の教訓から無駄な販促を抑制したうえ、調剤や生鮮の導入、豊富な決済サービスの提供といった品揃えとサービスの強化が奏功したことが背景と見ている。
★9:07 デンソー－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 電動化領域の中期成長性が一段上昇
デンソー<6902.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、電動化領域の中期成長性が一段上昇と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5600円→6100円と引き上げた。
「強いトップラインのけん引による成長への回帰」という強気シナリオは不変。世界の自動車市場は従来想定以上に低調だが、電動化領域を中心とした同社の中期成長性は逆に一段高まっているとみられる。現状の株価は評価不足と考えるとした。
株価上昇のカタリストは（1）電動化車両の普及ペースの加速。台当たり同社製部品搭載金額は内燃機関車よりも高いと推察。（2）円安。為替感応度はセクター内では高い部類（会社前提110円/ドル）。
デンソー<6902.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、電動化領域の中期成長性が一段上昇と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5600円→6100円と引き上げた。
「強いトップラインのけん引による成長への回帰」という強気シナリオは不変。世界の自動車市場は従来想定以上に低調だが、電動化領域を中心とした同社の中期成長性は逆に一段高まっているとみられる。現状の株価は評価不足と考えるとした。
株価上昇のカタリストは（1）電動化車両の普及ペースの加速。台当たり同社製部品搭載金額は内燃機関車よりも高いと推察。（2）円安。為替感応度はセクター内では高い部類（会社前提110円/ドル）。
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