前場コメント No.2  東海カ、中外薬、東製鉄、イメージワン、アゼアス、REMIXなど

2020/01/22(水) 11:30
★9:02  東海カーボン-続落 黒鉛電極低迷で営業益3割減 20.12期 日経報道
 東海カーボン<5301.T>が続落。22日付の日本経済新聞朝刊は、同社の20.12期通期の連結営業利益が400億円程度と前期推定から約3割減となりそうだと報じた。

 記事によれば、米中貿易戦争などを受けた世界経済の成長鈍化で、電気炉製鋼向け部材である黒鉛電極の需要が低迷。19年前半までの需給逼迫による顧客の前倒し発注で在庫調整も長引き、価格は下がるようだ。アルミ関連事業などは堅調だが補いきれず、2年連続の減益となるもよう。また、19.12期の連結営業利益は前の期比21%減の580億円という会社計画の水準にほぼ沿って着地したとしている。

★9:03  中外製薬-反発 1株を3株に分割 基準日は6月30日
 中外製薬<4519.T>が反発。同社は21日に、株式分割を行うと発表した。株式の流動性を⾼めるとともに投資家層の拡⼤を図ることを⽬的としている。6月30日を基準日として、普通株式を1株につき3株の割合で分割する。

★9:03  東京製鉄-売り買い交錯 通期営業益を上方修正 鉄スクラップ価格3年ぶり安値水準
 東京製鉄<5423.T>が売り買い交錯。同社は21日、20.3期通期の営業利益予想を従来の140億円から170億円(前期比6.1%増)に引き上げると発表した。

 製品出荷単価の下落が想定より小幅にとどまった一方、主原料である鉄スクラップの購入単価が一時3年ぶりとなる安値水準まで低下し、利益を押し上げたことから前回予想を上回る見通し。

 20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は143億円(前年同期比28.7%増)だったと。

 また、20.3期の期末配当予想を7円から8円(前期は7円)に修正することも発表した。なお、年間配当は15円(前期は14円)となる。
 

★9:03  イメージワン-3日ぶり反発 創イノベーションと簡易株式交換で基本合意
 イメージワン<2667.T>が3日ぶり反発。同社は21日に、創イノベーション(東京都千代田区)と、同社を完全親会社、創イノベーションを完全子会社とする株式交換の方法により経営統合を行うことについて、基本合意したと発表した。

 バイオマスエネルギー技術、土壌浄化技術、水浄化技術、除染減容化技術に関わる有望技術を保有している創イノベーションとの経営統合により、クリーンなエネルギー社会の創造および地方創生への取り組みを加速することを計画している。
 株式交換による株式の割り当ては、第三者機関の評価を踏まえ、両社協議のうえ、株式交換契約書で決定する予定としている。

★9:05  アゼアス-買い気配 新型肺炎感染拡大懸念高まる 感染者は300人超に
 アゼアス<3161.T>が買い気配。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大懸念が高まっている。米疾病予防管理センターは21日、米国で初めて新型コロナウイルスによる肺炎患者を確認したと発表。また、中国で確認された感染者は300人を上回り、死者は6人になったと複数のメディアで報道されており、春節の大型連休を前に警戒感が高まっている。

★9:06  リミックスポイント-5日続落 新株予約権発行で40億円調達 BPJの財務基盤強化
 リミックスポイント<3825.T>が5日続落。同社は21日に、リバイブ投資事業組合を割り当て先とする第三者割り当てで第12回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。

 子会社であるビットポイントジャパンの自己資本健全化のための財務基盤強化などに充当する。同社はリバイブ投資事業組合に新株予約権を23万9520個(当初行使価額167円、潜在株式数2395万2000株)割り当て、手取り概算40億3026万5280円を調達する。

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