前場コメント No.2  興研、三菱地所、富士フイルム、イノベーション、FPG、寺岡製 など

2020/02/21(金) 11:31
★9:02  興研-反落 タイ商務省によるマスクの国外輸出許可停止措置の影響を発表
 興研<7963.T>が反落。同社は20日に、タイ商務省国内貿易局によるマスクの国外輸出許可の停止措置の影響について発表した。

 同社はタイの生産子会社において、使い捨て式防じんマスク「ハイラック」を製造・輸出し、全数を日本国内で販売している。現時点では、業績への影響は軽微と思われるが、輸出許可の停止が長期化した場合は業績への影響が拡大する可能性があるという。同社はタイ商務省との接触を図り、輸出許可の取得に鋭意務めるとしている。

★9:03  三菱地所-SMBC日興が目標株価を引き上げ 絵に描いた餅を、おいしく頂きたい
 三菱地所<8802.T>が続伸。SMBC日興証券では絵に描いた餅を、おいしく頂きたいとコメント。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2700円→2800円に引き上げた。

 通期利益予想を引き上げた。COVID19の影響を考慮し、生活産業、ホテル事業の短期見通しをやや引き下げたものの、オフィス賃貸や海外事業の想定以上の進捗などで十分カバーし、増益基調が続くと予想している。また、目標株価算出の際のROE想定を従前の8.1%(20/3期、21/3期予想平均)から8.5%(21/3期予想)に、BPS想定を19/3期実績 1276円から20/3期予想1299円に変更した。

★9:03  富士フイルム-3日ぶり反発 検査薬、供給不足懸念で開発急ぐ=日経
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が3日ぶり反発。21日付の日本経済新聞朝刊は、同社は新型コロナウイルスの検査試薬の開発に着手したと報じた。

 記事によれば、感染拡大に伴い、試薬の供給不足が懸念されているためで、通常は開発に3カ月程度はかかるとされるが、早期の投入を目指すもよう。国内大手メーカーも感染症対策に取り組み、新型肺炎の収束に動き始めたとしている。

★9:03  イノベーション-買い気配 新型コロナウイルス感染拡大防止に向けてコクリポウェビナー無償提供へ
 イノベーション<3970.T>が買い気配。同社は20日に、子会社のコクリポ(東京都渋谷区)が、新規契約者に対して、コクリポウェビナーの無償提供を開始し、企業の新型コロナウイルス対策を支援すると発表した。

 オンラインで開催されるウェビナー(Webセミナー)であれば、セミナー参加者が自宅、事務所などにいながらパソコン、スマートフォン、タブレットで参加できるため、ウイルス感染のリスクを抑えたセミナー運営が可能になる。コクリポウェビナーの初期費用3万円と利用開始から1カ月間の料金を無料で提供するとしている。

★9:04  FPG-底堅い 組成用不動産の取得完了 不動産小口化商品の販売を開始
 FPG<7148.T>が底堅い。同社は20日に、不動産小口化商品「Premium Asset Series」を組成するため、東京都港区北青山の商業用不動産の取得を完了させ、2月21日より販売開始すると発表した。物件の構造は鉄骨造地上3階建てで、用途は店舗、竣工は2019年8月となっている。

★9:05  寺岡製作所-急落 今期営業益を下方修正 新型肺炎の影響織り込む
 寺岡製作所<4987.T>が急落。同社は20日、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.5億円から0.5億円(前期比95.6%減)に引き下げると発表した。

 中国経済が一層減速し付加価値の高い電機・電子用テープの需要回復が遅れていること、加えて新型コロナウイルス肺炎の感染拡大の影響を現在想定できる範囲内で織り込んだことに加え、在庫評価損の計上することから、前回予想を下回る見込み。


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