後場コメント No.3  味の素、良品計画、フィードフォー、帝人

2020/03/30(月) 15:03
★14:22  味の素-続伸 特別転進支援施策で144名退職応募 65億円の費用を計上
 味の素<2802.T>が続伸。同社は30日14時、2019年11月28日に開示した基幹職社員(同社での一般的な管理・監督者の役職を表す呼称)を対象とする特別転進支援施策の結果を公表した。

 同施策において、募集人数100名程度に対し144名が応募、特別加算金などの費用総額は65億円とした。今回の特別加算金などの費用は今期連結業績予想に織り込み済みとしている。なお、株価は前場から上昇しており、同発表では動意付いていないようだ。

★14:25  良品計画-反落 無印良品、米国の全19店休業延長 再開めど立たず=日経
 良品計画<7453.T>が反落。日本経済新聞電子版は27日、同社が米国に展開する全19店舗の休業を延長すると明らかにしたと報じた。
 
 記事によれば、17日から店舗を閉鎖し、28日から営業を再開する予定だったが、現地の混乱が収束しなかったことから延長を判断したもよう。営業再開のめどは立っていないとしている。
 

★14:35  フィードフォース-一時ストップ安 3Q累計営業益大幅増も個別決算の進ちょくに遅れ
 フィードフォース<7068.T>が一時ストップ安。同社は30日11時30分、20.5期20.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は2.2億円だったと発表した。アナグラム社連結効果が寄与した。単独決算である19.5期3Q累計の営業利益4500万円から約3.1倍に伸長している。

 アナグラム社連結前の個別業績の進ちょくは、売上高が計画比69.7%、営業利益が同54.8%にとどまった。株価は連結効果による増益を好感し、一時上昇したが、その後は既存事業の進ちょく遅れを嫌気した売りが優勢となり、一時ストップ安水準まで下落した。

★14:50  帝人ー大幅高 コロナ治療薬4種類を有望視 オルベスコ取り扱いで思惑
 帝人<3401.T>が大幅高。東洋経済オンラインは29日、安倍晋三首相が28日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症に対し「わが国では4つの薬について、すでに観察研究としての投与を開始している。」との発言を受けて、「アビガン」「レムデシビル」「カレトラ」「オルベスコ」という計4種類の薬剤を取り扱う企業について紹介したことが手がかり。

 このうちオルベスコについて、同社子会社の帝人ファーマが取り扱っていることから、買いが向かっている。株価は高いところで基準値比6%上昇する場面があった。


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