後場コメント No.1 ビート、パーソルHD、オリコン、セイコーHD、アウトソシング、日機装など

2020/05/27(水) 15:04
★12:30  ビート-後場買い気配 GFA傘下にCrypto Messenger Walletライセンス供与
 ビート・ホールディングス・リミテッド<9399.T>が後場買い気配。同社は27日12時に、子会社であるXinhua Mobile Limited(以下、XML)は、GFA<8783.T>の子会社であるCAMELOTとの間で顧客管理およびマーケティングなどにCrypto Messenger Wallet を活用するため、Crypto Messenger Walletのライセンス供与に関する契約を締結したと発表した。

 XMLは、CAMELOTに対して、Crypto Messenger Walletを日本において非独占的に向こう1年間使用できる権利を供与する。ライセンス供与の対価は、Crypto Messenger Walletの使用によってCAMELOTの売上高が増加した分の5%としている。


★12:30  パーソルHD-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 人材紹介の反転を待ちたい
 パーソルホールディングス<2181.T>が小幅高。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、人材紹介の反転を待ちたいと指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は2500円から2100円に引き下げた。

 営業利益予想は21/3期390億円→198億円(前期比49%減)、22/3期445億円→312億円(同58%増)、23/3期500億円→370億円(同19%増)にそれぞれ減額。21/3期では従来予想比192億円減額したが、Careerが124億円と最も大きいという。新型肺炎による採用手控えや、対面での求職者との面談ができないなどの物理的要因によるコンサルタント生産性低下等が顕在化してきているとコメントしている。

★12:30  オリコン-東海東京が目標株価引き下げ コミュニケーション事業は堅調、コロナ影響を注視
 オリコン<4800.T>が続落。東海東京調査センターでは、コミュニケーション事業は堅調、コロナ影響を注視。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は1310円から1160円に引き下げた。

 21/3期業績予想は、売上高40億円、営業利益約11億円。CS調査事業は前年のランキング数増加の効果で堅調な推移を見込んでいる。ただ、広告需要減速を受けたニュース配信・PV事業の売上成長鈍化、モバイル事業の市場縮小により、全社では減収減益を予想している。22/3期は強みの商標を活かした企業の販促費の取り込みやニュース配信のアクセス数増加等で利益率の高いコミュニケーション事業が伸長することで増収増益を予想している。


★12:30  セイコーHD-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 新型コロナによる消費低迷の影響を織り込む
 セイコーホールディングス<8050.T>が反落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、新型コロナによる消費低迷の影響を織り込んでいると判断。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2000円から1850円に引き下げた。

 4月は主力のウオッチ事業の主な販売先である国内や欧米での外出自粛、禁止の影響が業績にネガティブに影響すると予想。新型コロナの影響により21/3期は3期連続の減益とみており、業績に勢いがない状態が続くと見込んでいる。ムーブメントは4Qには、稼働率低下、納入先への納入遅延などの影響で減益寄与、21/3期も同様の状況が続くとみている。

★12:30  アウトソーシング-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 来期は国内における営業利益V字回復を予想
 アウトソーシング<2427.T>が反落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、来期は国内事業における営業利益V字回復を予想。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は1500円から1100円に引き下げた。

 予想営業利益は20/12期200億円→100億円(前期比36%減)、21/12期233億円→138億円(同38%増)、22/12期278億円→168億円(同22%増)にそれぞれ減額。20/12期では従来予想比100億円減額、内訳は国内事業で33億円減、海外事業で67億円減とした。海外事業に関しては当面19/12期営業利益水準まで戻らないと想定している。一方、国内では製造業の落ち込みを想定するも、21/12期は109億円と19/12期水準を超えると予想。特に製造派遣に関しては、国内の生産回復局面における派遣業者集約の恩恵を受けるとみている。

★12:31  日機装-後場上げ幅拡大 深紫外線LEDの新型コロナウイルスに対する有効性確認
 日機装<6376.T>が後場上げ幅拡大。同社は27日12時17分に、空間除菌消臭装置「Aeropure(エアロピュア)」に搭載される深紫外線LEDについて、新型コロナウイルスの不活化試験を宮崎大学医学部の共同研究講座「医療環境イノベーション講座 Collaboration Labo. M&N」にて実施し、その有効性を確認したと発表した。

 空間除菌消臭装置「Aeropure」は、光触媒による除菌・消臭機能に加え、捕捉した菌やウイルスに深紫外線LEDの光を照射し、DNAやRNAを変性させ、不活化させる空間除菌装置という。今回の試験では、新型コロナウイルスの感染価の減少率は、30秒、60秒照射後にともに99.9%以上であったとした。


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