前場コメント No.3   富士ソフト、テクノプロHD、トリドールHD、コロワイド、ウェルビー、東和薬品

2020/08/14(金) 11:46
★9:07  富士ソフト-急騰 上期営業益26%増 SI事業好調
 富士ソフト<9749.T>が急騰。同社は13日、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益が84.5億円(前年同期比26.2%増)だったと発表した。SI事業が好調に推移した。新卒および中途採用活動の減少およびコロナウィルス感染症の影響による宿泊を伴う研修の減少や移動自粛などにより販管費が減少したことも利益を押し上げた。

★9:07  テクノプロHD-大和が投資判断引き下げ 好材料に欠くと想定
 テクノプロ・ホールディングス<6028.T>が続落。大和証券では、好材料に欠くと想定。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」に引き下げ、目標株価は6300円で据え置いた。

 大和では、(1)上期計画は保守的ではあるが、大和想定に沿った業績推移でありサプライズは無いと指摘。また、(2)業績好転の材料には欠くほか、(3)目標株価は現行株価との乖離も小さく、短期株価はボックス圏での推移を見込み、投資判断を引き下げたという。中長期では、1)積極的な経費削減策や、2)一層のデジタル領域へのシフト等の取組み内容を評価したいとコメントしている。

★9:08  トリドールHD-続伸 1Q最終赤字35.5億円もコンセンサス上回る
 トリドールホールディングス<3397.T>が続伸。同社は13日、21.3期1Q(4-6月)の連結純損益(IFRS)は26.0億円の赤字(前年同期は9.1億円の黒字)だったと発表した。市場コンセンサスは35.5億円の赤字。
 
 コロナ禍における安心・安全を訴求したテレビCMを放映したほか、テイクアウト強化などに取り組んだものの、主力の丸亀製麺をはじめとしてカフェ、豚屋とん一などの各セグメントが赤字となった。

 なお、株価は1Qの市場コンセンサスを上回ったことなどが好感され、買いが優勢となっている。

★9:09  コロワイド-反発 1Q最終赤字41.9億円も悪材料出尽くし
 コロワイド<7616.T>が反発。同社は13日、21.3期1Q(4-6月)の連結純損益(IFRS)は41.9億円の赤字(前年同期は3.8億円の黒字)だったと発表した。臨時休業や時短営業が影響したほか、緊急事態宣言の解除後においてもソーシャルディスタンス確保のための客席数削減などにより、客数・売上高とも大幅に減少した。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:10  ウェルビー-急騰 1Q営業益5.4億円 感染対策のうえ営業継続などが寄与
 ウェルビー<6556.T>が急騰。同社は13日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は5.4億円だったと発表した。なお、21.3期より連結財務諸表を作成しているため、前年比較はできない。障害福祉サービスの利用者が増加するなか、新型コロナウイルス感染症対策を実施したうえで全事業所の営業を継続し、新たな就労移行支援事業所を開設したことなどが寄与した。

★9:11  東和薬品-急騰 1Q営業益12%減も市場コンセンサス上回る
 東和薬品<4553.T>が急騰。同社は13日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が45.7億円(前年同期比12.3%減)だったと発表した。市場コンセンサスは35.3億円

 薬価改定の影響により減収となったほか、売上原価率が55.1%と前年同期から1.9pt上昇したことが影響した。



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